ルーク大佐

鉄の手のルーク大佐のレビュー・感想・評価

鉄の手(2024年製作のドラマ)
4.0
港湾ギャングの帝王をタイトルにしているから『ゴッドファーザー』系で彼がメインキャラと思いきや違った。中盤以降、東野圭吾作品のように青年期の男女三角関係が大きな意味を持ってくる。

最終話は意外な展開をいくつか盛り込み、だれがラット(スパイ)でだれが麻薬の盗人かを明かしていく。大味なストーリーでつくりこみは、スペイン人らしく粗々だが、十分バイオレンスを味わえる内容だ。

ネトフリのギャング系映画やドラマは良作が多く、本作は感情多寡なスペイン人の気質をうまく発揮している。次作が秀逸ならば傑作シリーズになる可能性もある。

ペーパーハウスのデンバー久々!
難点は2つ。呪術師のくだりはいらんのでは?一気に醒める。
それと女優の鼻柱が人工的で不自然に高く、そこばっかに目がいってしまう。生まれつきならば仕方ないが、加工したのならばああいう鼻が流行ってるのかな。
ルーク大佐

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