ルーク大佐

Jury Duty(原題)のルーク大佐のレビュー・感想・評価

Jury Duty(原題)(2023年製作のドラマ)
4.0
エミー賞コメディ部門作品賞にノミネートされたと知り見始めたが、一気見の傑作ドキュメントだった。笑えるシーンも多い。

陪審員裁判の実態をカメラにおさめるという触れ込みで陪審員が集められた。陪審員長をのぞく陪審員、裁判官、弁護士、原告被告などはすべて役者であり、いわゆるドッキリカメラだ。

そこにトリックスターとして俳優ジェームズ・マースデンを陪審員に送り込む。マースデンがクリス・パインに映画の役を奪われてブチギレるシーンには笑った。

陪審員はひとくせもふたくせもある変人や困った人ばかり。コーディー命の眼鏡青年と発明家の奇行には爆笑した。
アメリカだったらこういう人もいるだろうな・・って感じで、逆にリアリティがある。

主役の若者は公平明朗で人に優しく、良心的な白人タイプ。彼のキャラがまたよかった。彼もふくめ、脇役陪審員のキャスティングは大成功だ。
シーズン2もあるのかな。
有名になっちゃったからドッキリ番組にするのが難しそうだけども。
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