ルーク大佐

沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~のルーク大佐のレビュー・感想・評価

4.0
原作好きでも十分に耐えられるクオリティだ。
日本が原子力潜水艦を最低4艦持てれば、チャイナロシア北朝鮮らの軍事的挑発をうけたり、領土への侵略行為を吹っ掛けられたり、日本列島の上空をミサイルが飛んだりすることもなくなるのだが、一部のノー天気な平和ボケの政治集団が愚かな反対行為をするため、実現にはまだまだ時間がかかるのが残念だ。

右とか左ではなく、ぼくらの子ども、孫世代のためにどう国を引き継いでいくのかという、常識と優しさの問題だ。政府にはちんたらせずに早く抑止力を高めてもらいたい。

その意味においても海江田艦長のチャレンジに共感する点もある。
おそらく主演&プロデューサー大沢たかおも同じ意思をもっているのだろう。本作への気合いが伝わってくる。

さて、海面下の潜水艦戦闘シーンはやや暗くて見にくいが他の潜水艦系映画同様にちゃんと作りこんでいるように感じた。意外にも米軍艦長らの演技も嘘くさくないし、ガンマン気質の米国人を体現していた。

主題歌Adoの「DIGNITY」がロックバラードで聴きごたえがある。
シーズン2が楽しみだ。期待を込めて4.0台に。
ルーク大佐

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