ルーク大佐

フューリー:闇の番人のルーク大佐のレビュー・感想・評価

フューリー:闇の番人(2024年製作のドラマ)
3.3
ネトフリオリジナルのフランス産ギャング系コンテンツは、『アテナ』のような良作があるから期待して見始めたんだが、本作はいまいち魅力に乏しい。期待ハズレだった。

例によってフランス映画やドラマの脚本は制作チームのご都合主義でストーリーが進む。ロジックではなくノリや感性や場当たり主義で勝手気ままに話が転換するため、そのハッタリがコケ脅しにしか見えない場合は駄作の域から抜け出せない。

本作はヒロインのキャラ設定や演技力の欠如で失敗作になったパターン。アタオカな行動で軽く5回以上は死んでもおかしくないのに、なぜかラスボスの暗殺プロ集団が至近距離で数十発はぶっ放した銃弾が一発も当たらないという、『マトリックス』のネオのような神通力を発揮する。

もう残念すぎる演出を見せつけられて、最後まで見た客を後悔させるレベルだ。続編を匂わせる終わり方だが、世界市場で爆発的に評価されるとは思えないなあ。
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