2024年93本目
これも配信に回るのが早い!
家族や学校の友人とうまくいかず、孤独に過ごす少女コットが親戚の家に預けられ、紆余曲折を経て成長する…という、ありがちなストーリーの小ぢんまりとした映画>>続きを読む
2024年92本目
今年の映画なのに、配信に回るのが早い!
2015年の自称イスラム国によるテロで妻を亡くし、幼い息子と2人残されたジャーナリストが「僕は君たち(テロリスト)を憎まないことにした。君>>続きを読む
2024年91本目
列車内でのテロ事件を阻止した勇気ある3人の実話を、乗客も含めて本人たちが実演しているという異色の映画で、半分フィクション、半分ドキュメンタリーのような仕立てになっている。この設定>>続きを読む
2024年90本目
タイトル「ノセボ」は「プラセボ(偽薬)」の逆で、本来薬ではないものを服用しているのに、思いこみによって有害事象が生じる効果を言うようだ。ポスタービジュアルでモンスターもののホラー>>続きを読む
2024年89本目
劇場35本目
毎年この時期の風物詩となったコナン。前作『黒鉄の魚影』が下手なハリウッド映画顔負けのクオリティで大変面白かったので、今年も期待していたが、うーん去年には劣るなぁ…と>>続きを読む
2024年88本目
劇場33本目
遅ればせながらようやく鑑賞。ずいぶん息の長いロングラン上映である。劇場には自分を含めて10数人の観客がいて、年配の夫婦連れが多かったように感じた。
2023年は「新>>続きを読む
2024年87本目
Filmarksの表記ではAmazonプライム・ビデオでも見放題となっているが、2024年4月現在は有料レンタルに移行している。U-NEXTは相変わらず見放題配信中。
全編通して>>続きを読む
2024年87本目
原題は "Tell Them Willie Boy Is Here"「ウィリーボーイはここにいると伝えろ」だが、邦題の「夕陽に向って走れ」はいかにもアメリカン・ニュー・シネマとい>>続きを読む
2024年86本目
邦題は「マリリンとアインシュタイン」となっているが、原題 "Insignificance" は「取るに足らないこと」という意味で、劇中では4人の登場人物は「教授」「女優」「上院議>>続きを読む
2024年85本目
劇場33本目
実在のプロレスラー一家、フォン・エリック家の実話を元にした映画。プロレスに興味を持ったことがないので、楽しめるか不安もあったが、蓋を開けてみると映画の主題は機能不全>>続きを読む
2024年84本目
劇場32本目
「12歳、24歳、36歳」と3つの時代での2人の男女のドラマを描く…という展開。この前『オッペンハイマー』を見て大ハマりしたばかりなので、ついつい「時系列が入り乱れ>>続きを読む
2024年83本目
第二次世界大戦中の白ロシア(現在のベラルーシ)で行われた、ナチスの特別部隊「アインザッツグルッペン」による凶行を描いた、とても陰惨な戦争映画。ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエ>>続きを読む
2024年83本目
劇場31本目
84年の初代『ゴーストバスターズ』が大好きで、子どものころにレンタルビデオで何回も見たので、このシリーズは面白いと期待していなくてもついつい見てしまう。わざわざドル>>続きを読む
2024年82本目
劇場30本目
大傑作! アカデミー賞最多7部門も納得の素晴らしい映画で、間違いなくノーランの最高傑作であり、これまでの彼のフィルモグラフィの集大成だと思う。VFXの派手さやトンチ>>続きを読む
2024年81本目
トランスジェンダーの女性とネグレクトされた中学生の少女、それに親のアクセサリーとしか見られず、人間扱いされない少女など、社会の中で疎外され傷ついた女性たちのシスターフッドの物語。>>続きを読む
2024年80本目
アカデミー賞に輝いたウェス・アンダーソンの短編映画。作品の時間も含めて「41」という数字がやたらと強調されている。
短編でもウェスワールドって感じで、原色のカラフルな色遣いや幾何>>続きを読む
2024年79本目
劇場29本目
ゼロ年代のセカイ系と決断主義のサブカル文化に、ポスト3.11の文学を悪魔合体させた「地獄の風景詰め合わせよくばりセット」って感じですごかった。一番大きいのは「8.3>>続きを読む
2024年78本目
劇場28本目
映画の撮影中に失踪した俳優を、20年以上経ってからかつての仲間が探しだそうとする…というプロットは、ウラジーミル・ナボコフの小説『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』>>続きを読む
2024年77本目
東日本大震災の被災地を舞台に、かつてのまちの営みを思いながらあたらしいまちで暮らす2031年の人々の姿を、画家で作家の瀬尾夏美が想像して描いた物語。それを小森はるかと瀬尾のアート>>続きを読む
2024年76本目
劇場27本目
まず驚いたのは観客動員数の多さで、公開6日目でも座席はどの上映回でも満席に近い埋まり具合だった。それほどの人気作なら面白いのかというと、スコアを見れば分かる通り出来>>続きを読む
2024年75本目
劇場26本目
「午前10時の映画祭」にて鑑賞
この企画にしては珍しい、180分超えの大作。第二次世界大戦から戦後の世界の移り変わりを、アメリカ・フランス・ドイツ・ソ連と4つの国々>>続きを読む
2024年74本目
劇場25本目
自分の中では、金子修介は平成ガメラ3部作の人という印象なので、こういう映画を撮っていることは少し意外だと感じたが、フィルモグラフィを見るとむしろ怪獣映画はガメラと『>>続きを読む
2024年73本目
劇場24本目
キリのいい1300本目をこの映画で迎えられて嬉しい☺️
この劇場版が公開されてからアニメを最近見始めたばかりのにわか仕込みだが、こんなに楽しい作品に出会えて幸せ。未>>続きを読む
2024年72本目
劇場23本目
『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督作らしいスパイアクション映画。全編通して「そんなバカなことあるか!」と笑ってツッコミながらも、アクションやダンスのキ>>続きを読む
2024年72本目
「午前10時の映画祭」にて先日鑑賞した『海の上のピアニスト』と同じく、ジュゼッペ・トルナトーレ監督×エンニオ・モリコーネの劇伴のコンビであり、映画にさほど詳しくない人でも知ってい>>続きを読む
2024年71本目
劇場22本目
「最速上映」でひと足お先に見てきました!
建国神話のような壮大な叙情詩的ストーリーに、スピリチュアル要素、ポールをめぐるラブロマンスなど、まさにこれこそSF超大作、>>続きを読む
2024年70本目
劇場21本目
「午前10時の映画祭」にて鑑賞
「美しい」の一言に尽きる映画だ。まずは美術が素晴らしい。活気に満ちた人々が乗り合わせる豪華客船の往年のきらびやかな内装と、廃墟と化し>>続きを読む
2024年69本目
劇場20本目
リュック・ベッソン最新作ということでチェックしていた今作、けっこう好みが分かれそうだなという印象は受けたが、個人的にはかなりのヒットであった。
映画は、ベッソン版『>>続きを読む
2024年68本目
劇場19本目
タイトルの「コットンテール」は、有名な『ピーター・ラビット』に出てくる4匹のうさぎのうちの一人の名前である。認知症を患い、壮絶な闘病の末に亡くなった妻の遺言に従い、>>続きを読む
2024年67本目
劇場18本目
米軍のアフガニスタンでの軍事作戦をサポートした現地通訳と、米軍士官の絆を描くという、実話に着想を得た戦争映画。映画のラストでは、2021年の米軍のアフガニスタン撤退>>続きを読む
2024年66本目
劇場17本目
町田そのこの原作は、本屋大賞で話題になったときに読んだことはあったものの、改めて映画化された本作を見て「こんなに辛く悲しい話だったのか…」と打ちひしがれる気持ちにな>>続きを読む
2024年65本目
2人の男にフォーカスを当てたドキュメンタリー。一人は女川出身、東京でバイクショップを営む全身刺青のガラの悪い男で、「もう来なくていいって言われるまでボランティアを続けたい」と語る>>続きを読む
オープニングの津波に逃げ遅れた人々が呑まれる実際の映像の迫力がすさまじい。数ある3.11の津波映像の中でもとりわけショッキングだ。「桜」というテーマは正直うまく結びついていない気もするが、「命のはかな>>続きを読む
2024年64本目
東日本大震災を、被災者である子どもの目線で描くドキュメンタリー。子どもたちが拙いながらも自分の経験を必死に言葉にする姿に心揺さぶられる。わずか10歳の女の子が「何か、日本全体が、>>続きを読む
2024年63本目
福島第一原発事故の影響で帰還困難区域になった双葉町の人々と、100年以上前に福島からハワイに移住した人々を描いたドキュメンタリー。ハワイの日系人が伝えた盆踊りがフクシマオンドとし>>続きを読む
2024年62本目
劇場16本目
無敵のマ・ドンソク兄貴が拳一つで無双乱舞して悪役全員ぶちのめして終わり! というワンパターンをひたすら繰り返す、知能指数ゼロ映画(けなしてはいないつもり)。「中途半>>続きを読む