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NOCEBO/ノセボのtakaoriのレビュー・感想・評価

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)
3.8
2024年90本目

タイトル「ノセボ」は「プラセボ(偽薬)」の逆で、本来薬ではないものを服用しているのに、思いこみによって有害事象が生じる効果を言うようだ。ポスタービジュアルでモンスターもののホラーかと思いきや、もっとサイコな感じで、意外と社会派映画の面もあったのが面白かった。主人公一家の元を訪れて住み込みで働く東南アジア系の女性ダイアナがどう見てもヤバい女なのだが、果たして彼女の正体と目的は…⁈ という謎解きの面もあり、退屈せずに楽しめた。「ダニ」をイメージに用いている理由が最後に分かってスッキリ。エヴァ・グリーンの迫真の演技も良い。
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