ひろゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.1

銀幕短評(#643)

「水平線」(原題)
2020年、スウェーデン。1時間32分。

総合評価 62点。

人生には ある程度の困難はつきものですが、けっこうハデだし笑えますね。何ごとも そう簡単に
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

銀幕短評(#642)

「林檎とポラロイド」
2020年、ギリシア。1時間30分。

総合評価 72点。

はなしコトバ(口伝、くでん)によっても、日記など文字(もんじ、かきことば)によっても、写真や
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

残念映画、今回は6本です。そろそろおもしろい映画に行きあたるところではありますが、

「ハケンアニメ!」
2022年、日本。2時間8分。
総合評価 66点。
柄本佑さんの役柄と芝居
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

今回 東京に来ているうちに、封切り映画を3本観ました。もちろん いいものもあれば、そうではないものもありました。しかし食べ物は おしなべておいしく、昨夜 銀座での懐石料理は、とりわ
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彼女来来(2021年製作の映画)

4.0

銀幕短評(#641)

「彼女来来」
2021年、日本。1時間31分。

総合評価 80点。

ほんやり映っていた風景が 徐々に焦点を合わせだす。

うまく作られたシュルレアリスム映画ですね。自己陶酔
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君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

3.9

銀幕短評(番外)

いつもどおり、さくっといきます。今回の残念映画は9本です。

「君を想い、バスに乗る」
2021年、イギリス。1時間26分。
50点。
この映画はね、かなり期待していたのですが、あ
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愛のように感じた(2013年製作の映画)

3.0

銀幕短評(#640)

「愛のように感じた」
2013年、アメリカ。1時間22分。

総合評価 60点。

原題 It Felt Like Love を100%正確に訳出していますね。では、彼女がIt
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

-

銀幕短評(#639)

「エセルとアーネスト」
2016年、イギリス。1時間34分。

妻の名と夫の名と。

愛は、ひとのもつ感情のなかで別格の特異性と重要性をもっています。なので古今の哲学者や思想家
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

-

銀幕短評(#638)

「猫は逃げた」
2021年、日本。1時間49分。

総合評価 7点。

ネコは逃げますね。うちのネコ(ムン= moon )もずいぶん前に逃げましたよ。おさない息子たちは人相書き
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川凪ぐ火葬場(2022年製作の映画)

4.3

銀幕短評(#637)

「川凪ぐ火葬場」
2022年、日本。13分。

総合評価 85点。

 愛する者が死んだときには、
 奉仕の気持にならなけあならない。
「春日狂想」という詩で、中原中也はそう嘆
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ネイバーフッドインベイション(2020年製作の映画)

1.0

銀幕短評(#636)

「ネイバーフッドインベイション」
2020年、日本。19分。

総合評価 18点。

この短編映画はいろいろな問題をかかえていますが、致命的なのは その表題です。”invasi
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こっぴどい猫(2012年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#635)

「こっぴどい猫」
2012年、日本。2時間10分。

総合評価 67点。

今泉力哉監督製作の 散漫かつ冗長な失敗映画。緩急があちこちにありますが、急パートはみるべきところがあ
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草の響き(2021年製作の映画)

3.7

銀幕短評(#635)

「草の響き」
2021年、日本。1時間56分。

総合評価 73点。

どの疾病疾患でもその苦しみはつらい。疾患の意味がひとに理解されない場合は、なおつらい。じぶんがひとに害を
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.4

銀幕短評(#634)

「ベルファスト」
2021年、イギリス。1時間38分。

総合評価 87点。

「世界中にパブがあるのは、わたしたちのおかげ。」地球は丸い。月も丸い。でも、シドニーは遠いし ロ
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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

1.0

銀幕短評(#633)

「30歳になった13歳」(原題)
2004年、アメリカ。1時間38分。

総合評価 17点。

10代の若年者をよく「ティーン・エイジャー」といいますね。しかし細かくいうと、本
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#632)

「カモン カモン」
2021年、アメリカ。1時間48分。

総合評価 67点。

この映画はね、ちょっと乗れなかったな。ヒット作なのに。ホアキン・フェニックスの芝居は大層うまか
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

銀幕短評(#631)

「愛なのに」
2021年、日本。1時間47分。

総合評価 72点。

世に こういう人間関係はあまりない、というかほとんどないですね。でもスレスレまでいくことはある。そこで止
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#630)

「アイの歌声を聴かせて」
2021年、日本。1時間48分。

総合評価 68点。

未来の高校を舞台にした半ミュージカルのアニメーション。けっこう笑えますし、泣けますよ。“アイ
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

残念映画(つまり感想文を書くのが めんどうなもの)を5本。

「ブルー・バイユー」
2021年、アメリカ。1時間59分。
総合評価 43点。
借りなければよかったな。

「余命10
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#631)

「沸点」
2021年、イギリス。1時間34分、公開中。

総合評価 68点。

そうですね、だれでもキレるときだってありますよね。やってらんねえなあと思いますよ。じぶんがもうひ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

「神は見返りを求める」
2022年、日本。1時間45分、公開中。

総合得点 18点。

大がっかりですね、ムロツヨシ、岸井ゆきの、若葉達也の豪華トリオの活躍を期待しましたが、脚本
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.7

銀幕短評(#630)

「PLAN 75」
2022年、日本。1時間52分、公開中。

総合評価 93点。

この映画は、全編が隠喩に充ちていますね。これはすばらしい。想像力が かきたてられるから。そ
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

-

銀幕短評(#629)

「パンチドランク・ラブ」
2002年、アメリカ。1時間35分。

総合評点 - 点。

これはタイムリーな映画選択でしたね。主人公(アダム・サンドラー)は何かにつけて、ブチ切れ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.6

銀幕短評(#628)

「ちょっと思い出しただけ」
2022年、日本。1時間55分。

総合評価 71点。

仮面をかぶること。仮面をはずすこと。

ゲームのルールに気づくのに、ずいぶん時間がかかりま
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

銀幕短評(#627)

「トップガン:マーベリック」(原題)
2020年、アメリカ。2時間11分、公開中。

総合評価 95点。

ついに観ました。それも IMAXの大轟音と大振動とで(それだけで10
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

-

今回はですね、残念映画の総ざらえですよ、大小12本。生体反応(わたしの)が薄れてきているので、ひとまずアップします。

「千年女優」
2002年、日本。1時間27分。
アニメ、52点。
執着や未練はき
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愛うつつ(2018年製作の映画)

2.7

銀幕短評(#626)

「愛うつつ」
2018年、日本。1時間10分。

総合評価 53点。

いうべきことはいうべきときにいうべきだと思います。いわないでも伝わる思いもあれば、いわなくてはつうじない
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しまこと小豆島(2017年製作の映画)

3.1

銀幕短評(#625)

「しまこと小豆島」
2017年、日本。18分。

総合評価 62点。

おんなの子のなまえは、やなり かな三文字にかぎりますね。ちなみに うちの子は「すみれ」といいます。もし仮
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.1

銀幕短評(#624)

「ペイン・アンド・グローリー」
2019年、スペイン。1時間53分。

総合評価 82点。


歌を忘れた カナリアは

象牙の舟に 銀の櫂(かい)

月夜の海に 浮かべれば
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あらののはて(2020年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#623)

「あらののはて」
2021年、日本。1時間9分。

総合評価 68点。

消しゴムでけすように

高校のときは、「内職」をよくやりましたね。数学の時間に英語をする。英語の時間に
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男の優しさは全部下心なんですって(2019年製作の映画)

4.5

銀幕短評(#622)

「男の優しさは全部下心なんですって」
2019年、日本。1時間12分。

総合評価 90点。

おもしろい映画に仕上がりましたね。わたしは大好きですよ。うまくできた低予算ナンセ
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陽なたのアオシグレ(2013年製作の映画)

3.7

銀幕短評(#621)

「陽なたのアオシグレ」
2013年、日本。17分。

総合評価 73点。

うっひょぉー! 確かにそんなきもちになりますよね。好きな子から ああいわれたら。

17分の すぐれ
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トムボーイ(2011年製作の映画)

-

銀幕短評(番外)

残念映画を9本行きます。だいたいこのくらいの本数がたまったら まとめて書きます。

残念映画というのは、最後まで観とおしたのだけれど 感想文を書くほどの特段の感興がわかなかった映画
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愛の渦(2013年製作の映画)

3.6

銀幕短評(#620)

「愛の渦」
2013年、日本。2時間3分。

総合評価 66点。のところ、熱演に5点おまけ。

池松壮亮、門脇麦。よくできた 有料の乱交パーティー・コメディ。このそうそうたる顔
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海抜(2018年製作の映画)

3.4

銀幕短評(#620)

「海抜」
2018年、日本。1時間20分。

総合評価 68点。 

彼女は、事実に思い当たりますね。

「プロミシング・ヤング・ウーマン」66点 の主人公キャシーは、性犯罪に
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.8

銀幕短評(#619)

「ヒメアノ〜ル」
2016年、日本。1時間39分。

総合評価 76点。

これはすごいですね。【四つ這い+四つ這い】の数秒間。あの数秒間の濃いいシークエンス(クロスカット)は
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