NHK BSの『プレミアムシネマ』で鑑賞。
新生児取り違えを扱った奥野修司のノンフィクションを参考にした作品。息子との関係を血縁か、家族として過ごした時間かで揺れる父親を福山雅治が好演。
エリート…
私の家族は、血の繋がった母と、その母の再婚相手である義理の父だった。今でも私が真に腹の底か父と想える人は、この義理の父だけだ。
血縁者同士でも遺産の相続で骨肉の争いになる事は日常茶飯事。私の両親は血…
ストーリー :⑦
メッセージ性:⑧
演技、人物 :⑧
表現、世界観:⑨
のめり込み度:⑧
余韻 :⑦
引き離される家族が泣いて怒ってという話だと思ってて、重いの観る覚悟がなくてずっと観てなか…
このレビューはネタバレを含みます
「6年間育ててきた息子は他人の子でした」
まだ学生だった頃、テレビで再放送されていたのを見た記憶がありました。でも細かい内容が思い出せず、改めて観直してみました。
改めて…こんな事絶対にあって…
このレビューはネタバレを含みます
生みの親か育ての親か。
慶多を育てて6年目のある日、出産した病院から子供を取り違えたと言い渡された野々宮家。
自分だったら育ての親かな。
たとえ1年でも。
裕福とか、世間体とかで測れない幸せにつ…
小学校受験の時になって、自分の子供が赤ん坊の時に病院で取り違えられていたと知る。
金持ち、下町、2つの家族。
どうするのが正しいのか幸せなのか、自分だったら、と考える。
スパイダーマンは蜘蛛じゃ無く…
そして父になる…
タイトルが上手い。
「やっぱりな」
「パパだったんだよ」
この2つの福山の台詞が言い得て妙。
日に日に大きくなって行く妻のお腹を見ていても、父親の実感がイマイチ湧かない、分か…
このレビューはネタバレを含みます
6年間育てた息子は、看護師によって故意に取り違えられ子ども。
取り違えた看護師が所属する病院側が最後まで上から目線で他人事で、発言の一言一言がイライラする。それはマニュアル通り動く、個々の細かな例外…
(C)2013「そして父になる」製作委員会