ヨーロッパ一九五一年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『ヨーロッパ一九五一年』に投稿された感想・評価

け

けの感想・評価

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めちゃいい!社会主義の教科書!(勉強したことないくせに言うな!)目の前で困っている人がいたときに何かしなくちゃと思う未熟な焦燥感。家父長制と医療化批判でもあり、「犯罪」と「子ども」への視線はヌーヴェ…

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とうじ

とうじの感想・評価

5.0

本作は、決して資本主義批判であったり、社会主義プロパガンダであったり、キリスト教擁護であったり、ニヒリズムに耽溺する実存主義的なドラマであったりしない。そこに、本作の難解さがある。この物語の裏にどの…

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ほぼ成瀬みたいな作風だと気づいた。
イングリッド・バーグマンはどうなのだろうと思った。個人的にはヒッチコックの勝ちだ。役柄の逆をいく自己中心性、自分がどれだけ素敵に見られたいかという傲慢さがメソッド…

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kazun

kazunの感想・評価

2.6

イタリアに駐在している商社マンの夫人アイリーンは社交生活に忙殺されている内に息子が寂しさのあまり自殺してしまう。ショックを受けた夫人が社会の矛盾に気付き、隣人愛に目覚める。

戦後のイタリアの社会問…

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vodka

vodkaの感想・評価

4.5
ストーリーはともかく映像が好き。イングリッド・バーグマンが美しい。

'51頃の社会的な問題や倫理的なテーマを探求する作品のようです。

戦後のイタリア社会を背景に、主人公アイリス(イングリッド・バーグマン)が人生の目的や意味を探求する姿が描かれています。アイリスは社…

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Hipposky

Hipposkyの感想・評価

3.0
227.2265

当時、資本主義は金持ちの味方、社会/共産主義は貧者の味方。資本主義社会の中で貧者に過度に組すること、殊更、上流階級の人間がそんな行動をすればどうなるか。皮肉たっぷり!

イングリッド・バーグマンのイタリア時代の映画、初めて見た。

相も変わらず美しい。アメリカ時代、アホみたいに大きい俳優さん相手にしてたから分からなかったけど、相当身長高い。スタイル良すぎて、労働者の…

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別題、異端審問1951。この後に同バーグマンでジャンヌ・ダルクが撮られることを想起。

失ってしまった息子への自責の念から貧困家庭の援助活動を始める。世間知らずで頓珍漢な発言をする主人公が実際に社会に触れ少しずつ変化していく様は良かったが、それで何か解決する訳ではなく、ただただ現実を突…

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