け

ヨーロッパ一九五一年のけのレビュー・感想・評価

ヨーロッパ一九五一年(1952年製作の映画)
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めちゃいい!社会主義の教科書!(勉強したことないくせに言うな!)目の前で困っている人がいたときに何かしなくちゃと思う未熟な焦燥感。家父長制と医療化批判でもあり、「犯罪」と「子ども」への視線はヌーヴェルヴァーグを予感させる。
人々の苦しみを実際に目の当たりにして、行動に駆られていくさまは、『哀れなるものたち』にも似ている。
あと、イタリアで離婚は1970年にやっと合法化されることを踏まえると、最後の「さようなら」はかなり画期的なんじゃない??
け