【小人閑居して不善をなす】見終わった後、思った感想でした。
自分の十九歳の頃なんて随分昔過ぎて、忘れているけど、十九歳ってまだ青臭い所が残ってるもんやったっけなと思い出してました。
毎朝、早朝雨の…
2023.1122
監督柳町光男
原作中上健次
出演本間優二(吉岡まさる)
蟹江敬三(紺野敏明)
沖山秀子(マリア)
山谷初男(新聞店主)
原知佐子(新聞店主 妻)
白川和子(安…
「青年の目を通して」
新聞配達の青年が見る、希望のない鬱屈した世の中を描いた作品
鬱屈した世界の象徴として、冴えない中年を冷たい目線で捉えていた。そんな彼もイタズラ電話しか解消法が分からぬまま、…
大学進学をそれとなく目指して、新聞配達をしながら鬱屈とした日々を過ごしている19歳の主人公。そんな彼の唯一の楽しみは、新聞を配達をした家の住人をランク分けし、後でイタズラ電話をかける事。果たしてそ…
>>続きを読む110.2148
当時の同世代はこの映画を見てどう思ったのだろうか。主人公の陰鬱とした行き場のない感情、発散の陰湿さは現代においてはネットの書き込みに変わっただけな気がする。人間の行き場のない感情…
ATGらしい、暗い青春映画?
「そんなやり方しかないのか?」という鬱憤晴らしをする主人公だが、いつの時代も「何故そんなことにエネルギーを?」と思うことをする若者は一定数存在する。
やっていることの…
青春期の男の悶々とした欲望を描いているという意味では「祭りの準備」を思い出した。ATG感がある。
孤立した主人公の狂気が暴走する様子は「太陽を盗んだ男」「タクシードライバー」、あるいは「ジョーカー」…
おすすめされたので観てみたけど、食事のあとだったせいかものすごく眠たくて所々寝てしまった。でもあの年代の、周りの全てがむかつく感じはわかる。私もなぜか高校生の時は全校集会で後ろから銃をぶっぱなすよう…
>>続きを読む「十九歳の地図」
本作は昭和54年に柳町光男が監督した作品で、ディグレーベルから国内初ソフト化されたものを鑑賞したがやはり尾崎 豊のあれを思い出してしまうタイトルである。といっても彼自身この作品を…