(別媒体から感想を転記)
2023/04/18
台北の街に生きる若者の抱える鬱屈が、沸点に達しないまま彼らを非行に走らせる。白ブリーフで小躍りする李康生が強烈に印象的だけど、個人的には床の排水口に…
女がフェンス越しに佇むカットの美しさよ。
バイクに乗りながらバールを振り下ろして隣のタクシーの窓ガラスを割る気持ち良さ、ゲーセンの半導体を盗み出す手際の良さ、浸水した部屋の壁に反射する水面の美しさ。…
初のツァイ・ミンリャンの作品、
台湾の他の有名監督を沢山観てきたけど、この監督が一番自分は好みかもしれない。
昔の台湾映画は少し地味なイメージがあるけど、この作品に関しては結構派手なロケーションと若…
やってしまった、三部作だったようで、三番目の『河』から観ていた‥
こちらは一作目。なるほど、何名か同じキャストが登場しているんですね。舞台となる家まで同じ?気がする。
排水口が詰まって床が水浸しの家…
台湾って香港と違って異国感や混沌さがあまりなく、暖かい街(中部〜南部)or冷たい街(台湾人から見た台北)という印象が強くて、そんな雰囲気の街で若者の刹那的な生き方を描くのは難しいなと感じた。
やっぱ…
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