ボリス・バルネット監督、ボリス・フランツィッソン、ボリス・フィリシン撮影。
ドタバタ喜劇やジャズなど、20年代のソ連がアメリカ映画や音楽の影響を受けていたことが分かる資料としても興味深い。
バルネ…
宝くじ付き国債のPR映画であることを忘れずに、偽の夫婦がドタバタを経て本当の夫婦になるラブコメとして仕上げてしまうボリス・バルネット監督はさすが「ソ連映画界の貴公子」と言われるだけのことはある(誰が…
>>続きを読む少女の眼前に青年の足が勢いよく投げ出されることでふたりは出会い、青年が少女の帽子箱に足を突っ込むことでふたりの人生がすれ違う。まもなく彼らが再会したときには、今度は青年の眼前に少女の足が投げ出されて…
>>続きを読むいかにもサイレント的な運動に溢れた喜劇映画として一級だが、やはりバルネットは人物造形が一線を画す。終電を逃した少女が偽夫と同部屋で一夜を過ごすシーン、寝具なんてないのでそれぞれ帽子箱や本でシマを作っ…
>>続きを読むサウンド版だったのが良いか悪いか分からないけどめちゃくちゃ面白い。この時代のソビエト映画はプロパガンダを超越した魅力を放つ小品がまだ幾つかある。
視察官が来てから小道具をフレーム外に投げ捨てる速度と…