阿片戦争の作品情報・感想・評価

『阿片戦争』に投稿された感想・評価

国立フィルムアーカイブ、学生の頃から通っているが
大拍手の終映初めて?姉妹エピソードはともかく(笑)
骨太のそして怨念漂う大作映画。黒澤明、ノンクレジットで
脚本関わっているらしいが、どこ❓と推理す…

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このレビューはネタバレを含みます

国策映画なので悩ましいが幾つかのカットはかなり素晴らしい。特に屋外での群像性やアクションを際立たせた幾つかの場面にはやられたし、二度目の反復で必ず状況が変わる(もしくは一度目の続きが始まる)というの…

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koss

kossの感想・評価

3.5

マキノ正博のフィルモグラフィの中で最も特異な作品。国策映画だからではない。国策映画なら他に2本ある。日本語で英国と中国の戦いを描いているからでも、コスプレのように付け鼻で日本人俳優が英国人を演じてい…

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flyone

flyoneの感想・評価

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日本人など誰も出てこないというのに、誰もが日本語を話す、アメリカ映画的出鱈目さ。マキノは日本という国民国家に生きたアメリカ映画作家といってさえよいかもしれぬ。

めちゃ面白い。第一級の娯楽映画。中国の街と砂漠(沼津に作ったらしいオープンセットがデカすぎ)で時代劇と西部劇やってる感じになってた。原節子が微笑みながら後ずさりするショットでマキノの魔法が起きてた。…

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masato

masatoの感想・評価

3.5

『阿片戦争』1943年
市川猿之助、原節子、高峰秀子の出演で、監督はマキノ雅弘。
いやいや、なかなかすごかった。登場人物は中国人、イギリス人、インド人なんだけど、全員、日本人が演じているという強引さ…

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いけ

いけの感想・評価

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高峰秀子と原節子が会えたかどうか判然としない。もうひとつ、『嵐の孤児』との重要な相違点は、高峰の目が見えないままである点。
市川猿翁の背後から焚かれるスモークの異常さ。

マキノ正博ワースト。
アヘンをキメて作ったとしか思えぬクソ企画。
原節子と河津清三郎が月夜の庭でイチャイチャする場面や、イギリスの外交官らを招いた林則徐によるパーティーの余興のシーンでは、月や原節子…

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ポン

ポンの感想・評価

3.7

明るい話ではないはずだけど、音楽とか映像とかでワーっ!って楽しくなれるのとても良い。ちょっと宝塚見た時の感動に似てるかも。みんな踊ってるシーンで、ゴールデンカムイの犬ぞりの先頭犬がつけるやつみたいな…

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国策映画として戦時中に作られたけど、実は敵国だったアメリカの『嵐の孤児』オマージュになってるっていう
「嵐の〜」とか「散りゆく花〜」とかグリフィス感ある目配せしてておもしろ

マキノ雅弘の映画は、名…

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