風と女と旅鴉の作品情報・感想・評価・動画配信

『風と女と旅鴉』に投稿された感想・評価

石口

石口の感想・評価

4.0

錦之助と2人の女の三角関係が楽しいし、賑やかな祭りが一転して不穏な空気に変わっていくシークエンスにも感嘆。美しいローアングル撮影と苦味を残す結末。東映プログラムピクチャーの枠を大きくはみ出した加藤泰…

>>続きを読む
habakari

habakariの感想・評価

4.0

流石に60年代の加藤作と比べると完成度は劣るが、ローショットや長回し、極端なクローズアップ、力強いモブシーンといった様式美は確立されつつある。中村錦之助を看病する三國連太郎を中心にして襖の横に長谷川…

>>続きを読む
まずまずかなぁと思っていたが、戦いが終わった二人の構図が良かったので良かった。
イワシ

イワシの感想・評価

4.1
中村錦之助のやんちゃな役どころが個人的には新鮮。錦之助と丘さとみが触れ合う場面の川、森、自然の豊かさはルノワール!
YourMama

YourMamaの感想・評価

3.8

加藤泰覚醒前夜ながら、お馴染みとなるローアングルや長回しに加え、奥行きを見せる為の意図的な配置を携えたショットは随所に垣間見える。だがこの頃はまだ殻を破りきれていない感もあり。

主題は王道の股旅物…

>>続きを読む
錦之助と三國連太郎は贔屓の役者さんだし、お二方の演技も良かったし、ノーメイクも気にならなかったけど、話が好みではなかった。
AONI

AONIの感想・評価

3.0
ノーメイクの錦之助。ニューシネマ風といえなくもないが、シーンとシーンの繋がりがどうも不自然。

異端の映像作家加藤泰の演出は、東映時代劇らしさを微塵も感じさせない。
アノ

アノの感想・評価

3.6
山間部にある村のいざこざがメイン軸なだけあり、自然の撮り方が見事。人影しか見えない超ロングショットを決めどころに使うのも渋い。
更生がなんだの銭がなんだのといった筋書きは正直だるい。
otomisan

otomisanの感想・評価

4.3

 「おめえ、幾つになったんだ」
 たったいま背後を狙った相手は隙も無く、水辺に屈んだなりから浅瀬に走り込みすでに抜刀して向き合って来る。しかし力が抜けたように洩らした言葉はそれだ。一見して錦之助の賞…

>>続きを読む
brian

brianの感想・評価

3.9

渡世人銀次(中村錦之助、萬屋錦之介)は仙太郎(三國連太郎)を「あにい、あにい」と親しく呼び、仙太郎は口数が少ないけれど自分の息子のように優しく接する間柄。
しかし、大量の小判を手にしたことによって話…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事