「工藤さん!流石に犯罪ですよ!」(不法侵入、協力者を殴る蹴る、人をヘッドロックして車に連れ込むなどは合法)
今までも面白すぎたが、とうとういよいよしっかり面白い。明らかに正気を失っている相手の煽りに>>続きを読む
ドイツ映画というものの空気感は何故こうも分かるのだろう。すれ違うトラクターをあまり笑わせずに撮ろうとする。半端な愚鈍さ。
びっくりするぐらい虚無だが、適切なテンポ感のせいで、退屈しない、とにかく無。
メイキングでロケ地がモンタナではなくニューメキシコなのを知ったときが一番面白かったかも。
前回の一件を受けて工藤がまともになるのかと思った私がバカでした。
神父口悪すぎ。「オフコース他人の土地です」。修道院と性のタブーはフィクションの題材としては定番だが、正直その要素はなくても全然成立するぐらいに中身がない。肝心の濡れ場が一番の笑いどころってどうなんだ。
コメディとは何かを教えてくれそうな映画。カウリスマキの見せないことを笑いに変える力はここから。人間の顔、実はそんなに大事じゃないな。
「工藤による処置」=投稿者を殴って除霊。
ビニール袋越しに掴めばなんとかなると思ってる人間に呪いなんて効くわけないだろ!
声優の演技とキャラクターが苦手で日本アニメなるものをあまり見てないが、この作品は比較的アニメの外側の演技とキャラクターをしているので見れるということを再確認。
今読んでるウィルフレッド・ビオンも、考えるというのは必要に迫られて受動的に行うものという話をしていてちょうどぴったり。
メタファーをメタファーとして受け入れることを半分許しながら半分拒絶されるような、>>続きを読む
夕暮れの日差しをカメラにセロハンを貼るか何かの荒々しい手口で行うその荒々しさ。ブレードランナーより早いサイバーパンク。
ロマンポルノの性暴力に対する追及の姿勢は並大抵ではないが、本作に於いても変わり>>続きを読む
あまりにも美しい。ブラッドベリを観ているかのよう。全てがころころとした雫となって零れ注いでくる。世界は大きかった。夢の中で夏休み明けに持ってくるでっかいケースか何かをみんな共々忘れてきた。今朝は会社へ>>続きを読む
凄まじいカットの繋ぎ。動物をモンタージュで繋げる。ただしその動物は家畜扱いされた人間。
クライマックスの怒涛のカット割りがspeed of life(盛者必衰の理あり)って感じだ…
再現度の低いうんこから万札をすくい上げるシーンが霞むぐらいのシーンが続くのがあまりにも奇天烈すぎる。突然の死!
酒瓶を投げ割ってサントリーオールドをお釈迦にするやつは何をやっても命を差し出してもダメ。
電車内で見ていたら黒沢清そっくりの客が乗り込んできてびっくりした。
ケレン味たっぷり、助監督は青山真治。
思ってたより普通で『ストーカー』ほどの強度はなかった。やっぱりSFチックなセットで視覚的に説明させるとものの見方が揃ってしまっていけませんね…
脱糞でサスペンスが撮れるなら何を撮っても良いものができるでしょうね。
アブノーマルにアブノーマルを重ねることによって規範的美しさが具現化するオカルトのような作品。ポルノ版『霊的ボリシェヴィキ』があれば>>続きを読む
まったくもって老人の言葉で自殺を思い留まるようにも思えないが、そもそもなんでこの男が死のうとしているのか、何も分からない。ただ車とはげ山が現れ、人が働き、些細な交流をするのみ。『ニーチェの馬』の絶望へ>>続きを読む
本当にオリーブの林を抜ける映画だった。
考え抜かれたショットが弛緩した演技で何度もリテイクを重ねていくうちに飽きていき、カメラが回っていないときのショットが逆に良いみたいな、ちゃんと考えるときぃおかし>>続きを読む
子ども中心なだけに災害らしさが薄く、その場だけが映り、どこか何も映されていない感覚。部外者の無邪気さとうまく悲劇を呑み込めていない被災者との違和感。
弟子のジャファル・パナヒの『人生タクシー』は車内か>>続きを読む
80年代の良いところだけ見れる映画。人は海に還る。エリック・セラのなんちゃって「スレッジハマー」は御愛嬌。
異性愛のセックスは露骨に描写するけど同性愛は匂わせなんですね。
二度目のバイクの転倒はギャグみたいで良かった。いや、ギャグか。
鑑賞した夜に夢の中で片手にめちゃくちゃ鍼を挿された。スケベですねぇ。
当然のように別人物の視点に移るのが違和。映像的約束として次に起こりそうなことを起こさない不穏。
なーにが愛情萬歳じゃ!ちんちん萬歳と言え!