姉妹どちらも良かった。高峰秀子はコメディエンヌっぷりも実に見事で恐れ入る。
時代が時代で、腹立たしいところはもちろんある。でも女の映画。小津について語れるほどの者ではないが、女の感じる理不尽を、理…
小津初の新東宝作品。
対照的な姉妹にスポットをあてた異色作。
本作はのちの「彼岸花」へ発展していく原点に感じる。
猫がやたら多くみられるのはそういうことか?
貴重な絶滅危惧種である昭和の夫婦…
昨日見た「山の音」と同じく暗い…そしてラスト余韻を残して終わろうとするが、この先どうしたって暗雲は晴れないよなとしか思えず何とも言えない感情になった
何度か繰り返される「新しいってことはいつまでた…
小津にしてはシリアスにもロマンチックにも徹底しきれてない感じがする…
誰もが選択すれば幸せになれるのにって思う選択肢を愛する人との関係が中途半端にならない為に前向きに拒否するところがグッとくる
高峰…
このレビューはネタバレを含みます
溌剌で、快活な高峰秀子。諦観さえ感じさせる田中絹代。両名女優を筆頭に俳優陣の勝利。
相も変わらず小津は残酷である。
他の作品と比べて戦争による世代の分断が顕著に見られる。新しいとは何なのか。それに…
姉周りの人間関係を軸に、古き良き女性像を体現する姉と奔放で新しい考えを持つ妹が描かれる。
”古き良き女性”というのがどういうものなのかをはっきりと理解させてくれた、思いのほか後まで心に残る作品だ。
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