宗方姉妹のネタバレレビュー・内容・結末

『宗方姉妹』に投稿されたネタバレ・内容・結末

・徹底的に計画されたショットの数々。
・アイディアが満載であるにも関わらずシンプルであるからその意図を読み取りやすい。

・被写体の大きさを等しくすることで人物の対等さや親密さを表現していると言われ…

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 お転婆な新しいモノ好きの妹と、新しいモノを追い続ける様が格好悪いと思う古風な姉の物語が、戦時の帰国も相まって、こんがらがった恋愛模様がどうなることやらと気になっては観ていた。がしかし落とし所が明確…

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久しぶりの小津作品。格が違う。
「古くならないことが新しい」、作中でのその最たる例であるお寺で、妹との古くならない姉妹愛や、上原謙との古くならない愛(それでも結婚しないところに強い意志を感じる。のが…

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溌剌で、快活な高峰秀子。諦観さえ感じさせる田中絹代。両名女優を筆頭に俳優陣の勝利。

相も変わらず小津は残酷である。
他の作品と比べて戦争による世代の分断が顕著に見られる。新しいとは何なのか。それに…

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性格は正反対。だけど仲良しな姉妹。
マリコは天真爛漫な少女で、ペロっと舌を出したり、ヒロシと話している時に声を低くして口もへの字にしてふざけているのが可愛かった。セツコは真面目な女性。三村のために、…

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これで「むねかたきょうだい」と読む。難読。
望まぬ結婚をした古風な姉と流行好きで自由奔放な妹を対比して描く。
姉の「古くならないことが新しいことだと思う~」の一連のセリフが良い。

めっちゃ、良い。

小津作品の中で『一人息子』に継いで好きな作品かもしれない。

今まで断片的には見た事あったけど、絹代の放つ「本当に新しいものって言うのは、いつまでも古くならないものだと思う」とい…

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夫が宿六の姉節子をパリ帰りの知己田代とくっつけようと妹満里子が世話を焼くお話。家屋の扉がかなり安っぽい。

宗方姉妹の演技が素晴らしい。特に節子に圧倒的存在感を。舌を出すやりとりやウグイスの鳴き真似…

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