黒澤明の生きるを1950年代のイギリスを舞台にリメイク。
イギリス文化にあわせて、変更されている部分もあるけど概ね原作通りだったので、黒澤明の生きるへのリスペクトを強く感じました。
ノスタルジック…
試写会に参加しました。
黒澤明の原作も鑑賞して比べると、基本的に原作に忠実ながら、さすがKazuo Ishiguro、同僚を観客の視点として配置する点やMargaretのキャラクターを多少変化させる…
10(2023)
試写会にて。
イシグロが自身の小説でテーマに挙げているような、記憶や小さな出来事での幸せが美しい映像と音楽で描写されていた。
原作を観ておらず、どれくらいの関連性があるのかは分か…
このレビューはネタバレを含みます
観ている間より観た後にどんどん染みていくような映画でした。
そしてこの映画の魅力は、映像や一つひとつの画にあると思いました。
今生きている人たちがどう受け継ぐのか、今生きている間に何を残せるのか、…
このレビューはネタバレを含みます
主人公が公園で満足気にぶらんこを漕いでいる姿を観て、自分の持ってる小さな力で誰かを幸せにできたと他でもない自分が思えることはなんて幸せだろうと思えた。
影響を受けた他の職員が誓いを守れないのは毎日…
終始クラシカルな佇まいでとても好印象
眼の悲喜の表現…無/死/生と移ろう眼差し、余命を知り眼に生を宿す時にこの役はビル・ナイが相応しいと感じた
人生の儚さと喜びを表現した劇伴がとても素晴らしく心地良…
試写会にて鑑賞。
うん、良かった。
とても良質な映画。
何か仕事に対していろいろと考えていたこのタイミングで、この映画を観られるということに、とても縁を感じてしまう、そんな映画。
主演男優の演…
クラシカルな英国の雰囲気とビル・ナイ演じる英国紳士を浴びれる非常に眼福な映画でした。
上映と同時にキャスト・スタッフが流れる"昔の映画"な演出と美しい映像に開始すぐ引き込まれる。インテリアやファッ…
<私たちの人生は一人で絶えず闘志を燃やし続けるには長すぎる。>
観ることができて良かった、出会えて良かった。そんな映画だった。
黒澤明監督の原作を単純にリメイクしたものではなく、カズオ・イシグロ…
『生きる』は「生きろ」。
黒澤明のメッセージをカズオ・イシグロがイギリスを舞台にいま再び観客に届ける。
-------------
まず、このリメイク自体について言えば佳作というところだと思う。
作…
(C)Number 9 Films Living Limited