お母さんと一緒に住めない寂しさを怒りでしか出力できず、誰にも制御できない暴力性で施設を転々とさせられている少女が、ある支援員の提案で静かな山小屋で3週間生活するお話。私は物語にハッピーエンドの成功事…
>>続きを読む先生、先生、先生とイメージでしか関わらない。ミシャもパパでミシャそのものをどれぐらい味わえていたのか。
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牛乳=母性を求めると飼犬が立ちはだかる。自分でなでにいったときには嫌がられ(女性の飼主)。…
森の中での隔離療法でベニーが回復に向かう物語だと思っていたら、トラウマを抱えた女の子を現実に即した形で描写するだけだった。
支援者たちがベニーを〜障害だとレッテル貼りするシーンは一切なく、ベニーの暴…
幼い頃に父親から虐待を受けた過酷な過去を持ち、暴力衝動を抑えられない9才のベニー(ヘレナ・ツェンゲル)は家族と暮らせず、施設を転々とする日々。行く先々でトラブルを起こす彼女にソーシャルワーカーたちも…
>>続きを読む〈支援者の葛藤〉
ベニーにとって1番いい状態、それは母親と安全・安心な家に住まうことである。しかし、ずっと「母親と暮らせるかも」という期待をベニーに与え続けながら、待てど暮らせど一緒に暮らせそう…
主人公の少女の演技が凄すぎてもはや演技なのか素なのか分からない。
正直言って病気だとしても同情は出来ず、ただただウザい。
特に自分の家族や周りに害を及ぼすとなると絶対に関わりたくない。
後天的なもの…
ベニー役ヘレナ・ツェンゲルが素晴らしかった。ずっとドキュメンタリーを観ているかのようだった。
ノラ・フィングシャイト監督から演出があったにせよヘレナでないと成り立たなかった映画だと思う。
そしてミヒ…
面白かった。手持ちカメラ、ジャンプカット、シーンのぶつ切りなど、撮影や編集の手法がベニーの不安定さ、落ち着かなさとリンクしていたように感じた。
主役のベニーが表情豊かで、心を許した人の前では笑っ…
ベニーを助けてあげたいけど、本人は善悪がわかっていない。きっとトラウマだけじゃ無く、いろいろと抱えているんだろう。
その人の事を考えて渡したプレゼントを、自分よりも必要そうだったからと人にあげたと…
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