このレビューはネタバレを含みます
先生、先生、先生とイメージでしか関わらない。ミシャもパパでミシャそのものをどれぐらい味わえていたのか。
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牛乳=母性を求めると飼犬が立ちはだかる。自分でなでにいったときには嫌がられ(女性の飼主)。ファンタジーの中で飼犬との出会って小屋で安眠する風景は予後良好と思いきや変わらず禁則への反発。
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ゾンビは飢えの象徴。
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おねしょ=怒り。
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ミシャとベニーの対峙は動物そのもの。ベニーがミシャを確認するときも動物さながら嗅覚と触覚。すごく原始な水準で生きている。
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ちょっとした家を建てても野ざらしで、ネストを確認しても見られない。安全のなさ。クモはじっと垂らして待ってたらエサがかかるのか救いの糸か。フクロウは幸せの象徴だった気が。
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焚火で私1番?に対して幼稚園。9歳9ヶ月なら性愛は分化せず?下の兄弟は年離れていたし性的場面は目撃していそう。ミシャは何を嫌がったのか。たしかにあれだけごっそり依存越して1つになろうとされると吐気しそう。
欲しいものをあげる役割と、欲しいものがないねといいあう役割は共存しにくい。どっちが生きぬくうえでの糧になるんだろう。
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ママ連呼はきゅーってなった。さびしすぎる。
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手を繋いだ人は食べないで嫌な予感、やっぱり生きたまま食べようとしてる。赤子が取り上げられるって自分が取り上げられるのも同質。
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ベニーって階段上から呼んどいて返事待ちしんどい。愛情の確認すな。自分が呼ばれたときは曖昧に見捨てて、最低ってのに激しくうなづいた。
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ルームみたく第一人称視点が作りとして面白かった。
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フック船長とケビンは何やったん。高みの見物決めてアイス頬張ってんのはザワッとした。
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ものすごく慈愛に満ちたケアをできるのは、これまでのことが無駄じゃなかったから。これからの徳目になるのか。