ポルノ映画と発表当時センセーショナルな小説として話題を呼んだ娼婦たちの生態を生々しく綴った『肉体の門』、相性は良さそうなのにいざやってみると原作が持つ文芸としての品格に足を引っ張っられてポルノ映画特…
>>続きを読む考えてみれば、日活なら鈴木清順より今村昌平向きのこの題材。
所縁ある西村昭五郎がロマンポルノに仕上げたらどうなるか…
全編気合いが入っているし良いところも多いが、他の『肉体の門』に比べて物足りない。…
このレビューはネタバレを含みます
一番好きな映画は何か?という問いにはあまり意味がないが、私があえて一つ挙げるならこれだと思う。
どこまで書いていいのか分からないが、書いてみる。
原作読了済み。1964年版、1988年版鑑賞済み。1…
肺病を患ってるお禄が良かった。ペニシリンと思ってずっと打ってたものが、実はヒロポンだった…って、全員気がつくの遅すぎだろ。またセメントみたいな顔色して、貞子のように地面を這いつくばりながら「アタイも…
>>続きを読むロマンポルノとしては、大作ですね。闇市のシーンなんかお金かかっている。売春婦が主人公だからと言ってポルノ映画としてやりやすいかと言うとそうでもない。ある種の文芸映画ぽくなって悲惨で気が滅入る表現がオ…
>>続きを読む戦後、生きる為に娼婦になった女達の死闘
有名な作品は前線や戦後直後の人達ばかり映しがちよね…
最近戦争ものといったらこういう生きる為にパンパンになった女の映画ばかり見てる気がする。
原色のカラフルな…
100分弱のロマンポルノはいくら手慣れた西村昭五郎でもキツイ。ロマンポルノ版『肉体の門』なら濡れ場ありきでいくらでも掘り下げられそうだが、文学的な「映画」にすり寄っているだけの半端なポルノで終わって…
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