製作は1968年、ドキュメンタリー映像をふんだんに取り入れたキューバ映画。
キューバ革命で、親兄弟に友人すべてがアメリカに亡命、一人残った主人公が自国キューバを皮肉り、だからダメなんだ、とはいうもの…
何者でもない個の記憶。持続せず早すぎて遅すぎる開発の記録。何事も上手くいかない経時的な不安感を国家の変革や超大文字の事象とブルジョワの女性関係に重ねられても。記録映像まで用いて語られるマクロに対して…
>>続きを読む「死ぬまでに観たい映画1001本」845+212本目
キューバ革命が起きてもアメリカに亡命しないで残った1人の男の物語。
想像していた映画と全然違ったは非常に面白い。
キューバでその当時、こん…
キューバ革命の不安についての映画であると同時に、結局は一人の男が自分の人生の歩み方がわからなくなる物語。語り口がどのような映画とも違いかなりかっこいい。現実世界(ドキュメンタリー)と映画の中のフィク…
>>続きを読む激動の時代の波間に浮かぶ、ひとときの倦怠。
1959年のキューバ革命から2年後、カストロの社会主義宣言を受けて家族が亡命する最中、一人だけハバナに居残った作家志望の資本家の男。キューバ人でありながら…
このレビューはネタバレを含みます
1962年にキューバ危機が起きて6年後に製作されたキューバの映画です。しかも海外版「MEMORIES OF UNDERDEVELOPMENT」を見ました(意味が難しい)絶対〜低開発の記憶という意味…
キューバ。革命成立後の1961年。社会主義のせいで多くのお金持ちが国外へ亡命したが、資産家の男はひとり残った。しかし西欧人のような"高開発"の生活への憧れが燻り続ける日々にひとりの美しい女と出会う。…
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