No.484[結局一番低開発なのは…?、傍観者を傍観する映画] 70点
キューバ映画史上最も重要な作品の一つであり、グティエレス・アレアの代表作。初めて見たキューバ映画が「ルシア」という残念な映画…
キューバ映画史に残る傑作と誉高いにもかかわらず日本でDVDレンタルがされていないこの作品をBD購入して鑑賞。
キューバらしい熱気とドキュメンタリータッチの撮り方(というか実際の出来事を撮った映像も…
キューバ映画の名作
あまり歴史とかには詳しくないので分からない部分もあったけどすごく好きな映画だった。どことなくフランス映画みたいでした。
ヨーロッパを理想として、キューバと人々を「低開発」と見下…
【キューバ映画史上最重要作】
今年の夏にキューバへ行こうと考えているので、このキューバ映画のDVDを買って観てみた。
社会主義革命が成功し、カストロが本格的に社会主義国家形成を始めた1961年を舞…
キューバ映画は多様な素材をコラージュするのがとても上手い。キューバの全体像を的確に縁取りながら、個人の軌跡もくっきりと残す離れ業。
ブルジョアはどの映画においても敵にされる。この映画のセルヒオの生…
主人公が耽溺する「芸術」と、無関心な姿勢を貫く「闘争」が、弁証法的に歩み寄って一つになる瞬間。エイゼンシュテインはもっと長生きして、この作品を観るべきだった。彼が音声映画に見出だした夢は、まさにこの…
>>続きを読む何となく見るにはつまらない映画だと思う。劇中で何度もでてくる『低開発』って言葉や不自然なまでの繰り返しの編集は社会だけでなく、主人公も進歩がないということを比喩的に表現しているのかとか、色々考えなが…
>>続きを読む革命後のキューバに不満をもち、どいつもこいつも馬鹿ばかりだと、シニシズムの独り言を心のなかだけで呟く主人公。
でも、「女の子には触りたい」という思いだけは隠せず、ナンパしたり元カノを思い出したりす…