ベティ・デイヴィスが悪辣なヒロインを演じて一躍有名になり、思惑どおり彼女の転機となった作品。これ以降、演技派の大女優への道をいくことになる。
医学生のフィリップ(レスリー・ハワード)が偶然見かけた…
ベティ・デイヴィス大優勝。終盤のヒステリックに悪態をつく長い台詞は本当に凄みがあった。不良だけど嫌いになれない少女から、厚化粧になって物乞いをする女、ミイラのようになる最期まで20代で演じ分けるとは…
>>続きを読む高飛車で我儘で思わせぶり。
だけどどこか魅力的な彼女に恋する彼。
一途なのか執念なのか僅かな希望なのか。
意思を曲げない彼を雑に扱う彼女。
2人が辿り着く対照的な行く末に、
因果応報という言葉が浮…
「何がジェーンに起こったか」(1962)のベティ・デイヴィス(当時26歳)が最低最悪のヒロインを演じた出世作。原作は英作家サマセット・モームの自伝的小説「人間の絆」(1915)。
ロンドンの医学校…
このレビューはネタバレを含みます
2024年2月、U-NEXTで視聴。
wikiに史上最低最悪のヒロインと書いてあって気になった。確かにミルドレッドは、カフェでの接客態度や自分を好いてくれる人への対応が雑というか高飛車。適当にあし…
人間の束縛(1934年の映画)
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人間の束縛の
劇場公開ポスター
監督 ジョン・クロムウェル
脚本 レスター・コー…
思い切った展開がおもしろいサマセット・モームの映画化作品。なんともブラックなハッピーエンド、結構好きでした。
今となっては、谷崎潤一郎っぽい邦題がへんてこに感じますが、当時の戦略なんでしょうね。
…