解釈としては、なんか神話っぽいなって思った。何千年も生きる命の世話役として、「生命の樹」を生かすか殺すか、世界の采配を巡って神々が争ってるような。神々には感情は無いがそれぞれの理があり、己の理に沿っ…
>>続きを読むとても新劇的な日本的な叙情に溢れた作品だった。
とにかく役所広司が良い。
言葉にならないぐらい良い。
解釈を語りたくなる感じだ。
ネタバレ。
世界の法則を回復せよ、という言葉にある…
このレビューはネタバレを含みます
自然の中は闘いでいっぱい。手段は選ばない。
動植物も当然だけど人間も。
いや―、出てくる人物大体の人怖かったっすね。
何か思うけど、ラスト、女の子が1時間歩けば森から出られるとか言ってた割に逃げ…
本能的な美への情感を掻き立てるような素晴らしいカットの数々。美しさと恐ろしさの綯い交ぜになった耽美さは絶望的ですらある。ひょっとしたら地獄は天国より美しいのじゃないだろうか。そこには「燃えたつ」とい…
>>続きを読む隠喩(言い換え)できる事柄が今の世界においても沢山あって「あぁ大体これが問題の種だよねぇ」なんて思う。
清らしさ満載だけど、特に刀突き刺しシーンの「どう撮ってんの??」ってのと、ラストの軍隊(?)の…
黒沢版マタンゴ。99年にこの題名をつけているのだからオウムの事が頭になかったはずはないんだけど、あえて優生主義と(功利的)平等主義の対比に持ち込んでいるあたり先進的だった。(思想を超えてカリスマが…
>>続きを読む日活・キングレコード・東京テアトル