何じゃこりゃ!木をめぐって争う人々を描くが、その裏にもっと大きな何かが隠れている、オカルトチックで諸星大二郎的世界観だ。
「クリーピー」の主人公と同じく、藪池は人質交渉をする刑事だったが、失敗して…
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陰鬱で難解ではあるが、派手さはないものの構図や陰影等で引力のある画面と謎めいた設定で魅せる。このシネフィル感。中盤までは何とか…という感じだが、松重豊と軍隊が出てきてからはもう勢力図もよく分からん。…
>>続きを読むカリスマと呼ばれる木とそのまわりの人物だちがどんどん取り憑かれて壊れていくのをユーモアと不穏な空気をまじえて淡々とかいていく。
まるで指輪物語のひとつの指輪のような存在感。
れっきとしたファンタジー…
このレビューはネタバレを含みます
蛇の道で黒沢清の世界観にハマってしまったようで、とりあえず今見れるものがこれだけだったので見てみた。こちらの方が面白い。冒頭の映像美だけで元が取れる。
タルコフスキーやデヴィッド・リンチなみの異様な…
犯人と人質を殺してしまった刑事が1本の木と出会う。
体制からの脱却、社会と自然の摂理、共生と共存と淘汰。
誰かを救うということは誰かを助けないということ。
必ず暴力を交えるところを見るに、これは黒…
日活・キングレコード・東京テアトル