岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』(1967)
敗北の"仕方"、大日本帝国の"お葬式"、戦争時代の終焉の狭間でもがきつづける兵士たちの咆哮と落胆、そして次世代への眼差しー
表情の質感や気迫が、…
オッペンハイマー関連映画として紹介されて観ましたが、なるほど、確かにこれは傑作…
予想に反してやたらとテンポ感のある前半20分からの、満を持してのタイトル登場で思わず痺れる。。(ああ、ここからが本当…
ノーラン監督の「オッペンハイマー」観賞後、久しぶりにコチラを観賞。
「オッペンハイマー」も多数のスターが出演してましたがコチラも負けず当時の東宝のオールスター映画です。
何度観ても傑作です。
黒澤…
日本のいちばん長い日
1945年ポツダム宣言の受諾を迫られた日本軍は本土決戦も覚悟の上で徹底抗戦を続けるか、日本国民を守るために米英支ソに無条件降伏をするかで大いに揉めていた
7月のポツダム宣言受…
このレビューはネタバレを含みます
大変集中力が必要でしたが、物語はサクサクと進み前のめりで見る感じ。
終戦からまだ22年しか過ぎてないタイミング。まだほとんどの大人が当事者だったと思うと、どういう思いで見ていたのか。考えが及ばな…
傑作。
昔から男子トイレ、女子トイレというのが不思議だった。小学校ならわかる。しかし大人になっても未だに“子”というのはどういう了見か。格別に騒ぎ立てたことはないけれど、腑に落ちることがないまま今…
2時間半あるけれど、全然飽きない。舞台の緊迫感と、誰かしらの苦しいほどの想いが滲んだシーンの連続。それぞれの視点により、観客である私たちも「敗戦」について複数の視点を得られる。最後のアナウンスを定期…
>>続きを読む日本の映画の完成形のひとつやろコレ。
幕末志士の如く、それぞれ主義は違えど、全員が日本のために命を賭して汗と血を流す映画。
おっちゃんから若い兵士まで、みんな死ぬほど葛藤し続けてた。
扇風機を戦闘…
全員演技力が半端ない。『ゴジラ』もだけど、日本映画ってこの50-60年代の映画にはどうしても敵わないところがあるよなというのをしみじみ実感する。タイトルロールの入り方が最高。
三船敏郎がかっこよす…