このレビューはネタバレを含みます
クリストファーノーランの映画って、時系列をノンリニアにすることによる謎解きの楽しさはあるものの、それを読み解いたところで登場人物たちの心情と結びついている訳でもなく、で?ってなるのであんまり好きじゃな>>続きを読む
もう男共はみんな自分勝手だなあ!
モーリーとチチの2人のシーンすごく好き。
FRYDAYSが流行り始めた90年代、コーヒー飲みに行きたくなっちゃう
『ソナチネ』が死と笑いであるならば、『花火』は死と愛だった。
個人的にはソナチネのほうが好きなのだけど、淡々としているが故のラストシーンは良かった。
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うーん、やっぱり是枝監督作品あんまり好きじゃないんだよね。
社会的弱者・マイノリティに寄り添っているようで、貧困、同性愛、シングルマザーといった要素を記号にエモいものとして消費している感じが否めないと>>続きを読む
『君に読む物語』でもなく『ラ・ラ・ランド』でもないからこそ綺麗なんだなと思う。
縁とか前世ってアジア(仏教)的な考えなんだろうけど、それ故にしっくりきた。
あとカメラワークがめちゃめちゃ良い。
30分の静止画とナレーションとモンタージュなのに重厚で芸術的で見応えがあった。ラストの余韻も良い
圧倒的で重厚な映像美。
ヴィルヌーヴ版はとんでもないと思うけど、でも同時に、これだけの予算と上映時間がリンチ版もホドロフスキー版にもあったとしたら、それを観てみたかったなぁと思っちゃう…。
全員演技力が半端ない。『ゴジラ』もだけど、日本映画ってこの50-60年代の映画にはどうしても敵わないところがあるよなというのをしみじみ実感する。タイトルロールの入り方が最高。
三船敏郎がかっこよすぎ>>続きを読む
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ミステリーとかサスペンスを期待すると全然違って、裁判での質疑で夫婦関係が徐々に明らかになっていく『マリッジストーリー』みたいなヒューマンドラマだった (これは予告編の作り方も悪いと思う)。
故に、ラス>>続きを読む
白人のための「アメリカン・フィクション」なんて結局どこまでいってもクソ
というメッセージには共感しつつ、でもこの映画を撮りながら、「おどおどしたアシスタントのアジア人」というステレオタイプのことは気に>>続きを読む
ゴジラの原点。いや完成度めちゃめちゃ高いな。円谷英二の特撮はやっぱ流石だなと思うし、燃える東京の中に立つゴジラのショットは今観てもかっこいい。
ゴジラを殺したくない、ゴジラを殺す兵器を生み出してしま>>続きを読む
この映画でアカデミー視覚効果賞を獲得したことは、日本を代表する映画ジャンルである「怪獣特撮」の技術をハリウッドに認めさせたことになるのだろうし、核から生まれた存在であるゴジラの熱線の爆風で東京が吹っ飛>>続きを読む
ゴスペルもブルースも最高だった!帰りの電車はゴスペルプレイリストを聴きながら帰りたくなる。
宣伝は女性のエンパワメント系だったけど、フェミニズムというよりは信仰と赦しと愛が大きなテーマだったと思う。>>続きを読む
「アリアスターの暴露療法セラピーに、我々はお金を払って付き合わされる」と誰かが言っているのを目にしたけれど、本当にその通りの映画だった笑
映画の2/3インフルエンザのときにみる悪夢みたいなものだったか>>続きを読む
ヨルゴスランティモスにしてはかなり観やすくてテーマもわかりやすかったし、爽快な映画でした。
女性版『フランケンシュタイン』とも言われているけれど、確かにメアリーシェリーのことを知ると、彼の名前がゴドウ>>続きを読む
現代フェミニズムと切り離せない『フランケンシュタイン』とメアリーシェリー
原作英文で読んだんだけど細かい部分は結構忘れちゃったな…
ずっと観たかった作品だけどかなり説教くさくて、あんまり面白くは観れなかった。
老人を敬え的なメッセージはわからんでもないけど、でも免許返納のくだりとかむしろそうあるべきではという感じ。本人の「まだ年寄>>続きを読む
「どうして人間になりたいと思うの?人間になることの何がそんなにいいの?」という問い、SFでは珍しいなと思った。
ダンスバトル私も参加したい。
音楽になんか聞き覚えあるなと思っていたら、リリィシュシュの>>続きを読む
ほんとバリーコーガンっていつも気持ち悪いよな〜 (と思ったけど、正直これの他に気持ち悪いのって『聖なる鹿殺し』くらいかも)
プロット的にはどこかで聞いたことのあるような話なのでなんとも。気持ち悪いバリ>>続きを読む
デビュー作でこの完成度。香港ノワールぽさもありながら、ちゃんと面白い(笑える)ところがすごい。俳優陣も今観るととても豪華で見応えがある。(遠藤憲一も寺島進も佐野史郎も全員若い!!)
しかしラスト……>>続きを読む
香港へ行ったとき、『初恋』みたいな香港のネオンが見たくて日が落ちるのを待っていたのに、ほとんどのネオンが撤去されてしまったと知ってしょんぼりした。
この映画はそんな消えゆくネオンと文化への、思いが詰ま>>続きを読む
とんでもなく激情型のベティだけど、あれくらい広い心で愛してくれて、何をしても追いかけて抱きしめてくれる相手がいるという恋愛、正直良いなと思ってしまうな。
これを観ると『ナイトオンザプラネット』で彼女>>続きを読む
北野武監督作品を初めて観たのだけど、カンヌとかヴェネツィアで評価されるの納得の映画だった。本当に全てが上手い。
ショットが毎度素晴らしい構図だし、太陽と陰/生と死のコントラスト、場面の切り方、クセにな>>続きを読む
ほどよくB級ぽくてテンポ良くて面白かった!小心者なのに短気な夫と冷静で夫の扱いが上手い妻のコンビ、結構好き。
娘の彼氏みたいなクソウザヴィーガンと過激派ヴィーガンへの鬱憤が溜まってたんだろうなあ…とい>>続きを読む
キリスト教的に分析しようと思うならできると思うんだけど、カルト映画としてツッコミ入れながら観たくなる
2024初映画。哀愁ただようビル・マーレイを堪能できる映画。地味にキャストが豪華なのよね。
最後、車に乗ってた少年が…!まさかのメタオチに笑ってしまった笑
でも元彼が訪ねてきてもあんなににこやかに歓>>続きを読む
まじでブレンダンってどの国のどの時代の役をやってもフィドル弾いてるのね笑
想像以上にキャストが豪華
ジョーのセリグマンに対する指摘はずっと正しいんだよな。ジョーの話のパートが増えた分なおさら。
「誰にも話したことがないという話を彼女は自分に全て話している」ことに優越感を抱きながら、結局自分が聞きたい>>続きを読む