Lynneさんの映画レビュー・感想・評価

Lynne

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

聡実くんの作画が完全に和山やま
可愛いし面白いし超よかった

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

クリストファーノーランの映画って、時系列をノンリニアにすることによる謎解きの楽しさはあるものの、それを読み解いたところで登場人物たちの心情と結びついている訳でもなく、で?ってなるのであんまり好きじゃな>>続きを読む

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.5

もう男共はみんな自分勝手だなあ!
モーリーとチチの2人のシーンすごく好き。
FRYDAYSが流行り始めた90年代、コーヒー飲みに行きたくなっちゃう

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.5

『ソナチネ』が死と笑いであるならば、『花火』は死と愛だった。
個人的にはソナチネのほうが好きなのだけど、淡々としているが故のラストシーンは良かった。

怪物(2023年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

うーん、やっぱり是枝監督作品あんまり好きじゃないんだよね。
社会的弱者・マイノリティに寄り添っているようで、貧困、同性愛、シングルマザーといった要素を記号にエモいものとして消費している感じが否めないと
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.2

『君に読む物語』でもなく『ラ・ラ・ランド』でもないからこそ綺麗なんだなと思う。
縁とか前世ってアジア(仏教)的な考えなんだろうけど、それ故にしっくりきた。

あとカメラワークがめちゃめちゃ良い。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.5

30分の静止画とナレーションとモンタージュなのに重厚で芸術的で見応えがあった。ラストの余韻も良い

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.4

圧倒的で重厚な映像美。
ヴィルヌーヴ版はとんでもないと思うけど、でも同時に、これだけの予算と上映時間がリンチ版もホドロフスキー版にもあったとしたら、それを観てみたかったなぁと思っちゃう…。

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.5

全員演技力が半端ない。『ゴジラ』もだけど、日本映画ってこの50-60年代の映画にはどうしても敵わないところがあるよなというのをしみじみ実感する。タイトルロールの入り方が最高。

三船敏郎がかっこよすぎ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーとかサスペンスを期待すると全然違って、裁判での質疑で夫婦関係が徐々に明らかになっていく『マリッジストーリー』みたいなヒューマンドラマだった (これは予告編の作り方も悪いと思う)。
故に、ラス
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

-

白人のための「アメリカン・フィクション」なんて結局どこまでいってもクソ
というメッセージには共感しつつ、でもこの映画を撮りながら、「おどおどしたアシスタントのアジア人」というステレオタイプのことは気に
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.5

ゴジラの原点。いや完成度めちゃめちゃ高いな。円谷英二の特撮はやっぱ流石だなと思うし、燃える東京の中に立つゴジラのショットは今観てもかっこいい。

ゴジラを殺したくない、ゴジラを殺す兵器を生み出してしま
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.5

この映画でアカデミー視覚効果賞を獲得したことは、日本を代表する映画ジャンルである「怪獣特撮」の技術をハリウッドに認めさせたことになるのだろうし、核から生まれた存在であるゴジラの熱線の爆風で東京が吹っ飛>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.3

ゴスペルもブルースも最高だった!帰りの電車はゴスペルプレイリストを聴きながら帰りたくなる。

宣伝は女性のエンパワメント系だったけど、フェミニズムというよりは信仰と赦しと愛が大きなテーマだったと思う。
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

「アリアスターの暴露療法セラピーに、我々はお金を払って付き合わされる」と誰かが言っているのを目にしたけれど、本当にその通りの映画だった笑
映画の2/3インフルエンザのときにみる悪夢みたいなものだったか
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

ヨルゴスランティモスにしてはかなり観やすくてテーマもわかりやすかったし、爽快な映画でした。
女性版『フランケンシュタイン』とも言われているけれど、確かにメアリーシェリーのことを知ると、彼の名前がゴドウ
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

-

現代フェミニズムと切り離せない『フランケンシュタイン』とメアリーシェリー
原作英文で読んだんだけど細かい部分は結構忘れちゃったな…

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

2.8

ずっと観たかった作品だけどかなり説教くさくて、あんまり面白くは観れなかった。
老人を敬え的なメッセージはわからんでもないけど、でも免許返納のくだりとかむしろそうあるべきではという感じ。本人の「まだ年寄
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.0

「どうして人間になりたいと思うの?人間になることの何がそんなにいいの?」という問い、SFでは珍しいなと思った。
ダンスバトル私も参加したい。
音楽になんか聞き覚えあるなと思っていたら、リリィシュシュの
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Saltburn(2023年製作の映画)

2.9

ほんとバリーコーガンっていつも気持ち悪いよな〜 (と思ったけど、正直これの他に気持ち悪いのって『聖なる鹿殺し』くらいかも)
プロット的にはどこかで聞いたことのあるような話なのでなんとも。気持ち悪いバリ
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デビッドの失恋ツアー(2012年製作の映画)

2.8

ストーリーにそんなにひねりはないけど、言語の使い分けがうまかった

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.2

デビュー作でこの完成度。香港ノワールぽさもありながら、ちゃんと面白い(笑える)ところがすごい。俳優陣も今観るととても豪華で見応えがある。(遠藤憲一も寺島進も佐野史郎も全員若い!!)

しかしラスト……
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.0

香港へ行ったとき、『初恋』みたいな香港のネオンが見たくて日が落ちるのを待っていたのに、ほとんどのネオンが撤去されてしまったと知ってしょんぼりした。
この映画はそんな消えゆくネオンと文化への、思いが詰ま
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

3.0

とんでもなく激情型のベティだけど、あれくらい広い心で愛してくれて、何をしても追いかけて抱きしめてくれる相手がいるという恋愛、正直良いなと思ってしまうな。

これを観ると『ナイトオンザプラネット』で彼女
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

北野武監督作品を初めて観たのだけど、カンヌとかヴェネツィアで評価されるの納得の映画だった。本当に全てが上手い。
ショットが毎度素晴らしい構図だし、太陽と陰/生と死のコントラスト、場面の切り方、クセにな
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.3

ほんとエドワードヤンって「エモさ」を描くのが上手いよねえ……

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

ほどよくB級ぽくてテンポ良くて面白かった!小心者なのに短気な夫と冷静で夫の扱いが上手い妻のコンビ、結構好き。
娘の彼氏みたいなクソウザヴィーガンと過激派ヴィーガンへの鬱憤が溜まってたんだろうなあ…とい
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エル・トポ(1970年製作の映画)

3.0

キリスト教的に分析しようと思うならできると思うんだけど、カルト映画としてツッコミ入れながら観たくなる

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

3.3

2024初映画。哀愁ただようビル・マーレイを堪能できる映画。地味にキャストが豪華なのよね。
最後、車に乗ってた少年が…!まさかのメタオチに笑ってしまった笑

でも元彼が訪ねてきてもあんなににこやかに歓
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

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まじでブレンダンってどの国のどの時代の役をやってもフィドル弾いてるのね笑
想像以上にキャストが豪華

ニンフォマニアック Vol.2 ディレクターズカット完全版(2013年製作の映画)

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ジョーのセリグマンに対する指摘はずっと正しいんだよな。ジョーの話のパートが増えた分なおさら。
「誰にも話したことがないという話を彼女は自分に全て話している」ことに優越感を抱きながら、結局自分が聞きたい
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