Lynneさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Lynne

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天使の涙(1995年製作の映画)

3.2

『恋する惑星』と比べると、こちらは妖艶で暴力的な、危険な香りのするネオンの香港っていう感じだった。
それでもやっぱりパイナップル男は可愛いしこの作品の癒し。金髪アレンのくだりはめちゃ笑ってしまった笑
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.3

静かで淡々としているけど、最後にちょっとだけ希望の見える終わり方も含めて好きな映画だった。

「十字架もドアも中心からずれている」というサーリネンの建築の説明から始まるセリフとは裏腹に、ほぼ定点で左右
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

-

子役のクロエちゃん可愛すぎ
あと『仮面/ペルソナ』のオマージュが分かったのがちょっと嬉しい!

何かと身につまされる映画ではあったけど、いやでもさ、サマーは最初から「真剣に付き合う気はない」って言って
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.8

爽やかで切なくてビタースウィートな、80s'の夏!!って感じの映画。

アレックスの回想という形で話が進むからなおさら、魔法みたいな夏のキラキラした瞬間を詰め込んだような作品だった。
オゾン監督作品は
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.0

夏!!!って感じの軽く観られるラブコメ

地味にキャストが豪華で、トニコレットは安定の"ちょっと嫌な母親" で安心した

冒険者たち(1967年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

雰囲気おしゃれフレンチ映画かと思ってたらだいぶドラマチックな展開で、思ってたのと違う感があった笑

叶わなかった恋、バカンスに出かけた海で見つける財宝、それを狙った人々と撃ち合いになりヒロインが死んで
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

学校というのはよくホラーの題材にされる場所だけれど、今作ではその「学校から出られない、何が起こるか分からない」という閉塞感の中の恐怖と、当時の台湾の情勢に対する恐怖、不安をリンクさせて描いていた。(で>>続きを読む

ナチョ・リブレ 覆面の神様(2006年製作の映画)

-

ジャックブラックによるジャックブラックを見る映画だった笑
タコス食べたくなる🌮

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.5

ドラッグディーラーの女性との恋も良かったし、手書きのボーディングパスのくだりがとってもおしゃれだった!
トニーレオン変人でもかっこいいしな。
ジュークボックスにコインを入れるシーンが好き。

冒頭の音
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.5

オープニングのアデルからセンスの塊だった。
ドラン作品の中ではかなり観やすいと思うけど、英語で撮ったからか、今までで1番ドランの主張とか思いが詰まってる映画な気がした。今までの作品があるからこそ、母親
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.2

90年代のファッションと音楽のポップカルチャーを詰め込んだおしゃれなプレイリストムービー、もしくは、シャラメがドラッグ売人になる話。
重たくもなりそうな話をおしゃれエモく仕上げるなと思ったらこれもA2
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メトロポリス(1927年製作の映画)

-

The cabinet of Dr. Caligari に次ぐ、UFAのGerman Expressionismの金字塔、SF/ディストピア映画の原点にして頂点。
音響もない完全無声映画なのに後半30
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.5

白黒からカラーに変わる瞬間とか、シーンの切り取り方とか、言葉にせずに感情を表現する演出がやっぱりとても好き
暑い夏に観る一瞬の夢みたいな映画。
トニーレオンとレスリーチャンはずっと観てたい2人だし、ク
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.3

閉塞感のあるアスペクト比、男性器のメタファーである灯台、その中で繰り広げられる男性2人の同性愛にも似たアルファメイルの戦い、信頼できない語り手、神話的モチーフ

アイデンティティのゆらぎ、自己と他者の
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

謎のクリーチャーたちが絶妙にキモくて良かったのと、ジャームッシュ的な脱力感のある音楽も好きだった
テール=Terra=地球ね、なるほど

華氏 451(2018年製作の映画)

3.0

トリュフォーも映画化した『華氏451』のリメイク版。

まあ細かく見ればツッコミどころはたくさんあるけど、世界観が非常にうまくアップデートされていて、当時の人がトリュフォー版(またはブラッドベリの原作
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

-

インドカレーを食べたらインド映画が観たくなって、ちゃんと観てなかったこれを。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

-

ハウスジャックビルドのジャックより要領悪いシリアルキラーで「完璧な計画」の信憑性はゼロだし、ツッコミどころがありすぎてもはやコメディ笑
最後、バレたらやばい!って気持ちと、でも見せたい!って気持ちがせ
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.0

やっぱりインド映画って面白いんだよな〜!
展開はお決まりだけど、笑えてポジティブになれる青春インド映画でした

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

2.7

ハリウッドど真ん中の、サタデーナイトでフィーバーしよう!っていう完全エンタメ映画のイメージだったんだけど、ストーリー的にはそうでもなかった。
パルプフィクションのオマージュは分かったけど、トニーの成長
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.2

見応えのある映画だった。
ドキュメンタリーだから、彼らの家庭環境とか抱えているものがリアルで、素直に良い映画だったな〜とは言えないけれど

でもこのドキュメンタリーを撮ったビン・リューは間違いなく才能
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

テルコ、演技がすごく上手い訳ではないのに、可愛いけどメンヘラっぽい顔とかメイクも含めて妙にリアルだったな…
テルコには絶妙に感情移入出来なかったけど、登場人物たちにところどころ共感できる部分があってた
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さざなみ(2015年製作の映画)

3.0

6years ならぬ 45yearsか… きついなあ
たった1通の手紙であんな風になられたらこの45年間なんだったのってなるし、その関係にあぐらをかいているのかケイトの表情に一切気が付かず無神経な発言
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.4

週末のたった2日間しか一緒に過ごしていないのに、彼らが共にした濃密な時間を同じように感じることのできる映画。
口論のシーンはしんどかったけど良いシーンだったし、それを踏まえての彼らなりの抵抗がすごく良
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エレファント(2003年製作の映画)

3.3

流れるようなカメラワークと登場人物の入れ替わりで80分が一瞬だった。

同じ日の同じ時間を異なる視点から何重にも描いているからクライマックスへの緊迫感があったんだけど、ラストシークエンスも淡々としてい
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

1.5

マッドマックス×ワイルドスピード韓国版って感じ。
アクションシーンは確かに凄かったけど逆に言うとそれだけで、ゾンビ映画なのにゾンビの存在がおまけみたいになってるし、キャラの描き方も弱いから全然感情移入
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

盗撮被害とか、ストーカーまがいの行為をされても自己防衛しろと言われるとか、子育ての問題以上に女性の生きづらさにフォーカスして問題提起した前半は良かったんだけど、ラストがいまいち腑に落ちなかった。

(
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

実話ベースってところがすごかった
あれだけあったタトゥーも、想像できないくらい大変だったと思うけどあんなに綺麗に除去できるんだね
アメリカ版スキンヘッズの話。

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.0

全体的に緑がかった、夏の香港のむせ返るような空気が感じられる、夢みたいな儚さの映画だった

2046(2004年製作の映画)

2.8

設定とか登場人物が『花様年華』みたいだなと思ってたら一応続編なのね
冒頭のナレーションからキムタクが全開で、あれ邦画だっけ?という気分になった笑

おしゃれさよりも不思議さの強い作品。アンドロイドはち
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.3

フローレンスピューの演技がすごい!
音楽もないしセリフもほとんどないしカメラワークも割と定点なのに、フローレンスピューの表情と演技が全てを物語っていた
見応えあったなあ

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

2.5

設定や題材が似ているからどうしても『燃ゆる女の肖像』と比べて語られがちになってしまうから監督は悔しかっただろうなと思うけど、全体的に特に新しいところの無い作品だった気がする。

体当たりのベッドシーン
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

日本人の描き方にウ〜ンって思う節もあるけど(それでいてリアルなところは妙にリアルだった)、全体的にとってもおしゃれでソフィアコッポラ全開な映像だった。
「君は尊大じゃない」って言って足に触れるシーンの
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.0

センス抜群の新人アジア系監督という噂に聞いた通り、音楽も映像もセンス良かったし、フェミニズム映画だった。アクションシーンはスカッとする!
でもコミカルにしようとしすぎて若干テンポが悪くなってたり、とこ
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