Lynneさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Lynne

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幻滅(2021年製作の映画)

3.3

これバルザック原作だったのか。
Summer of 84のバンジャマンも良かったし、ナタン役にドランは適役すぎでは…。相変わらずの綺麗なお顔でした。

テンポも音楽もドランのナレーションもよくて、豪華
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.0

16mmフィルムのエモさをしょうもないおじさんのしょうもない話に使うんじゃないわよ笑
ミッドサマー以来のモザイクなし・ズームの大サービス付き全裸ダッシュ(誰得?笑)、まともな人が誰1人いないテキサスの
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アウェイデイズ(2009年製作の映画)

3.5

また『さらば青春の光』的な好みの映画を見つけてしまった。79年、ポストパンクのUK。彼らのファッションアイコンはadidasなのね。ultravoxとか音楽が良い。

エルヴィスみたいな人が生きていく
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.0

2時間ないので思ったよりあっさりしていたけど、シーンはほとんど黒澤版と同じなので、観やすくライトにまとめた感じ。

舞台が変わってもほとんど同じ表現ができるのってある意味すごい。どちらの文化もある程度
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生きる(1952年製作の映画)

-

50年代東京のナイトライフ、いいなあ。
バーで歌う「いのち短し恋せよ少女」のシーンはLivingよりぐっとくるのはやっぱり日本人だからかしら。

でも結構何を言っているのか分からなかったので、字幕が欲
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

-

2回観たけどやっぱりここまでアカデミー賞を総なめするほどの良さがあまりわからないんだよな〜〜
面白いとは思うし、ジョイの衣装は可愛いんだけど、割とストレートな家族愛に落ち着いてあまりひねりがないという
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二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

-

おすし食べたい。
でもなんかTokyoのイメージって、ごちゃっとしててちょっと寂れててあんまり色がないイメージなのだろうか、と感じた。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.0

某ジョジョラビットみたいな作品よりこういうのが重たくて観ごたえがあって良い。音楽は全体的に割とシンプルだったと思うけど、むしろそれだけであの不穏さを出せるなんて作曲賞なのも納得。2時間半の割にあまり長>>続きを読む

アイリッシュ・グッバイ(2022年製作の映画)

3.5

見覚えのある風景、あの感じの訛り、失言しかしない神父、シュールすぎるギリギリの笑いというアイルランド映画!って感じの短編なのにめちゃくちゃ良かった。ずっと観ていたい空気感。

エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

3.3

短編ドキュメンタリー賞もインドということで。

CGかと思うくらい映像が綺麗だし構成もしっかりしててめちゃくちゃ見応えがあった。フィクションじゃないのにあんなにゾウとコミュニケーションが取れる世界があ
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RRR(2022年製作の映画)

3.5

面白かった〜派手すぎてツッコミどころ満載、ダンスシーンは最高!だからインド映画は好きなんです🐯

1920年、イギリスの植民地下、現地ではイギリス軍が横暴に振舞って、何もしてない市民に因縁つけて殴る蹴
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エスター(2009年製作の映画)

-

父親も精神科医もポンコツ、母親は元アル中で何を言っても信じてもらえないというテンプレ中のテンプレで、展開読めるし途中で飽きた
ただエスター役の子役の演技力は唯一評価できる。正体が明かされてからは本当に
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

いぬが生きててよかった

バビロン(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

デイミアンチャゼルって、本当に映画そのものが大好きなんだなというのがよくわかる映画でした。今回はざっくり言うと、タランティーノリスペクトの『雨に唄えば』。

冒頭のパーティーシーンはほぼ「僕はタランテ
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

3.5

憂いのあるアンナカリーナもまた良きなんだけど、やっぱり彼女は天然なあざと可愛さがで男性陣を振り回しているほうが好き!
踊ってるアンナカリーナはいつでも可愛い。

離ればなれになっても(2020年製作の映画)

4.0

このタイミングでの日本公開が神采配。
とても良い映画でした!

恋愛映画というよりは、幼馴染4人の高校生が、人生の変化によって離ればなれになったり、傷つけたり傷ついたりしながら50代になるまでの40年
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明日は来らず(1937年製作の映画)

-

これを観ると『東京物語』のほうが洗練されている&普遍的という印象。
こちらの方が、老人故の頑固さとか傲慢さからみんなに煙たがられてるみたいなのが強かった気がする。
でもあのラストは避けられたというか、
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あのこと(2021年製作の映画)

3.5

「不公平」それにつきる。
しんどかったけど観てよかった。

日本でも未成年の妊娠系のドラマあるけど、中絶手術の直前になって号泣しながらやっぱり産みたい!みたいな作品があまりにも多くて、日本では母性神話
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東京物語(1953年製作の映画)

-

お恥ずかしながら観たことがなかったもので。2023年映画初めは小津映画。
この映画があれだけの高評価を海外で得ている理由も含め、小津映画と50年代の日本映画をもっと勉強しないとなと思いました。

「私
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

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明日世界が終わるとしたら…っていう題材なので特に珍しさがあるわけでもなく、展開もある程度読めたので特別面白かったというわけではないけど。
ただあのpillがひとり一個しか支給されないのはUK govと
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

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展開はありきたりだし細かい設定も割と雑ではあるけど、良いハラハラ具合だったのでドキドキしたい時にはおすすめ。あとラストの伏線回収は気持ちよかった

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

え、え〜ええ〜〜?っていうあのなんとも言えないラストが妙に癖になる。
徐々に明かされていく名前が効果的。
アダちゃんはキモいと可愛いの境目、ギリ可愛い。
いぬねこが可愛すぎたので、あれはちょっとつら
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

テーマ自体はちょっとあからさますぎるくらいわかりやすかったけど、それでも割と全人類に観てほしいなと思う。
常に不穏でハラハラさせる演出がうまかった。
いわゆるディストピアものだと舞台は近未来が多いけど
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

-

アイルランドの青春ものにハズレはないという謎セオリーを持ってるので観てきました。
ふんわりしてるけど全体的には良かった。でも、自分らしく自由であるためにはやっぱりロンドンへ渡らないといけないところがち
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

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普通に面白かったが、最後のひと言いらなくない!?その発言こそが野暮だよ!!!
あの2人はどうなったのかな〜って想像する余地を観客に残しておくれ……

メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

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ケリーマクドナルドのスコティッシュアクセント好きなんだよな〜というのと、お母さんの顔がエマトンプソン本人にしか見えなかった笑
あと、魔女と魔女の小屋がどうも千と千尋の湯婆婆感があって、参考にしてそう。
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.0

ストーリーラインだけを見ればそこまで珍しいストーリーではないので、何がいいの?と聞かれたら雰囲気、としか答えることができないんだけど、それでもこのどこを切り取ってもため息が出るくらい美しい映像が大好き>>続きを読む

ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

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この裏話を観ると、本編が綺麗にまとまっていることが奇跡に思える笑
レスリー帰国に伴って急遽呼ばれたチャンチェンが、作中であんなにいい味を出していたことがすごい。カットされたシーンも可愛いくて魅力が溢れ
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

3.5

散々振り回されて傷つけられた人ができる最後の仕返しって、相手に自分を失ったことを悲しんでもらうことだと思っているんだけど、別れるたびに新しい男を連れてたウィンが、最後やっとフィンの大切さに気がついたっ>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.0

オープニングから鳥肌立つくらい引き込まれた!
やっぱり配信で観るのとスクリーンで観るのは全然違うというか、本来の、90年代当時映画館で観ていたウォンカーウァイはこれだったんだなという感じ。映像と音楽が
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

割と序盤からお前やめとけよ…ってなってたので特に意外性のあるストーリーではなかったけど、雰囲気と映像が綺麗だった。
でもデルトロさんなのにファンタジー色はあまりなくて、どちらかといえばA24あたりで配
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

過去一エルファニングがイライラする子だったなあ笑
いい子だし素直で明るくて可愛いんだけど、なんかあんまり分かってなくて。排気ガスがないと生きていけなくて太陽の下より曇り空がお似合いの人には、こういうタ
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マルコム&マリー(2021年製作の映画)

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どっちの言い分も分かるんだけど、タイミングが悪いのはわかっててもここまで喧嘩してちゃんと自分の言いたいことを言おうとする姿勢、なかなかできるもんじゃないよなと思った。本音と自分勝手なわがままは違うって>>続きを読む