このレビューはネタバレを含みます
東映戦争映画3部作の2番目。
二百三高地は観たことあったので次はこちらを。
太平洋戦争が始まる前から開戦、終戦、東京裁判辺りまでを3時間という長さにて。
内容は色々思うところがそれぞれあると思うので…
所謂善玉と悪玉の二項対立で話が進み、善玉は現代人的な価値観を持ち、悪玉は玉砕精神の持ち主や敵が維新を持つ米兵などが該当する。これが効果的に示されている場面がある。
組織的抵抗が終わった日本軍と民間人…
とりあえず一言。長かった……
『二百三高地』以上に、笠原和夫の屈折した戦争観が見える。
自衛戦争ではあるけど、やっぱり死にに行くだけ。
反戦と言いたいが、戦いきった自分たちのことはどうしても否定で…
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好きではあるが、長いんでなかなか見れない映画。
三浦友和がヤンキーを撃ち殺して撃ち殺されるシーンと南洋人の夏目雅子がジャングルに連れて行かれて西郷輝彦に殺されるシーンが胸熱。
篠田三郎が主役と言…
丹波哲郎 東條英機
三浦友和 小田島剛
あおい輝彦 小林幸吉
篠田三郎 江上孝
軍人として政治家として天皇に仕え、日本を戦争へ導き、最期は仏教に信仰を持ち13階段を登る東條英機や根っからの軍事精神…
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1982年公開の題名が凄まじいお盆映画。脚本笠原和夫。特技監督中野昭慶 。監督舛田利雄。
公開時のお盆に観た。お盆休みなどない会社だったが、仕入先、得意先は製造業で休業していたから仕事なんてあるは…
丹波哲郎が東條英機をやるのはいささか無理を感じるけど、最終盤の演出を見せるためには丹波哲郎級の存在感が必要だったのかなぁ…。
二百三高地と同様、舛田利雄×笠原和夫のコンビなので首脳陣の悩み苦しみより…
対米開戦に消極的だった近衛内閣の退陣に伴い東條内閣が誕生。周囲の反対を押し切って対米開戦に踏み切るも、圧倒的な戦力の差により敗戦を迎える迄を描く。今は亡き丹波哲郎や夏目雅子らの熱演が光る。日本軍がア…
>>続きを読むオールスター超大作戦争巨篇。東映らしい要素満載だが、決して戦争美化作品ではない。戦争責任や戦争犯罪について脚本家の並々ならない怨念が滲む。終盤の天皇陛下万歳!のセリフに込められたものとは?その真意を…
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