◎小津版サザエさん 婦人会費とテレビ買っての巻
デジタル修復版(1959/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
多摩川に近い(蒲田あたり?の)小さな区画に同じ仕…
初視聴。
古き良き時代?のご近所付き合い。
挨拶と笑顔が無いと、誤解や邪心が生じ人間関係がギスギスしてしまうことに。
少し前に見た「東京物語」に出てた俳優さんがちらほら。
笠智衆さん、お若い頃から…
「お早よう」から始まる大人たちの〈よけいな〉会話が生み出す妙を、叱られた子供が口をきかなくなったことをきっかけに描く。当時特有と思われる住宅街、全く同じ建物が並んでいるので、それぞれの家庭の違いが際…
>>続きを読むみんな高評価の名作なのに、この情緒を解するには自分は何かが欠けているらしい。ショック。
なんとも生きづらそうな地域社会に見えちゃって、プライバシー尊重の現代をこれほど有難く感じるとは思ってもみなか…
新興住宅地に住む林一家、テレビを買ってもらえない実と勇はストライキを始めるが。
オナラを自由に出せるのがスゴイ時代、何もかもレトロな1959だ。
テレビを見に行くハデ若夫婦には子供がいなくて寂しさあ…
このレビューはネタバレを含みます
無駄なことが、世の中を回してる。でも、無駄なことが自分を覆い隠してしまう。無駄は「仮面」。
「どうしましょうかね」
「何がだい」
「定年後ですよ」
あぁ、笠智衆は素晴らしい。
「スパルタでお願い…
この作品を面白いといってしまっていいものか、そんなことを書き込めば小津安二郎監督を侮辱するのではないかと恐れる。たしかにものすごく丁寧に作られたテレビドラマだ。当時、というより、このあとかなり経って…
>>続きを読む(C)1959 松竹株式会社