1938年 成瀬巳喜男監督作品 89分。三味線弾きの鶴八(山田五十鈴)と新内節の鶴次郎(長谷川一夫)はコンビで舞台を勤め、人気を博している。互いに好き合い 芸も認め合ってはいるものの、一寸したことで…
>>続きを読む『残菊物語』じゃん、って思ったら1年しか違わないんだ。必ず画面の奥と手前で構図作ってるのとか、歩くだけの移動をちゃんと撮ってるのとかやっぱりすごい。あの時代の作家みんなやってて偉さが埋没しちゃうけど…
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哀調のある節にのせて哀しい女性の人生を歌いあげる新内節という語り物の音楽というジャンルがあるらしい。
幼馴染の三味線弾きの女と新内語りの男が主人公の映画。
互いに好きという気持ちがありながら、ささ…
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1938年製作公開の成瀬巳喜男脚本、監督作品。原作川口松太郎 。そして山田五十鈴は芳紀まさに21歳。リアルタイムの山田五十鈴はおっかない顔をしたお婆さんでしかなかったが、こうして若かりし頃の可愛らし…
>>続きを読む成瀬巳喜男監督作品を久しぶりに鑑賞。
新内の人気名コンビの鶴八(山田五十鈴)と鶴次郎(長谷川一夫)が互いに愛情を抱きながら、喧嘩しながらも芸道と恋愛の葛藤を描いた感動作。
トーキー映画でありながら、…
「おや、お豊ちゃん、こんなところにホクロがあったんだね」「あらそう?」といちゃいちゃし始めて、周りを気にして佇まいを改める。こんな可愛らしい演出の一方で、あの厳格なラスト。これこそが成瀬の真骨頂。
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嫌よ嫌よも好きのうち。
2人のテンポのいい掛け合いコメディ+メロドラマ。
長谷川一夫さんは、顔を切られる大怪我にあった翌年の復帰2作目。
先代の建前を気にする鶴次郎役・長谷川一夫さんと、ツンデレ三味…