時代背景は、恐らく、凄まじい就職難。大卒人口は少ないはずなのに、なかなか就職先を見つけられない
斎木、熊田、島崎は、大学生として青春を謳歌し、友情を育むも、就職難の波に飲み込まれる。行き詰まり、大学…
〖18fps映写: 1h53m〗
○′32 10/13~公開: 帝國館
配給: 松竹キネマ
スタンダード B/W
サイレント
フィルム上映
○′23 10/28 19:30頃~
「TIFF/NF…
小津安二郎監督の戦前の青春映画です。サイレント作品です。テーマは「大人になりきれない大人」でしょうかね。どことなく 山田太一のテレビドラマ『ふぞろいの林檎たち』(1983年)を彷彿させるところがあり…
>>続きを読む大学を中退し会社社長となった男の元に、就職難でかつての級友が頼ってきた。『生れてはみたけれど』と同じく会社組織で生きることの悲しさが描かれる。こういう映画を受けて『釣りバカ日誌』なのかな。見合いのシ…
>>続きを読む面白かった。まず斎藤達雄と大して年齢の変わらない飯田蝶子が母親役でビビる。後半、何度も何度も殴りつける描写は小津映画にしては珍しいと思った(あとは「和製喧嘩友達」であったような)。ラストも清々しい終…
>>続きを読む初期の小津作品はサイレントいうこともあって、コメディ色が強い。また大学生の日常や男女の恋愛を描いているのも意外に多かったりする。この作品においては前半がコメディで、後半はセンチメンタルなドラマになっ…
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