怪人マブゼ博士/マブゼ博士の遺言に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「怪人マブゼ博士/マブゼ博士の遺言」に投稿された感想・評価

サイレントの続編をトーキーで撮るという難題への回答が、ここからアメリカ神話に統合されると思うと興味深い

徹底して見せない不可視サスペンスが恐怖演出となるのは『M』から戦後スリラーまで変わらないし、…

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このレビューはネタバレを含みます

廻る廻るマブゼは廻る。

足音がしないのにドラム缶の音はする。
さいしょの爆発の仕方ロジャーラビット。 

ケントとリリーの閉じ込めシーン、てっきりガスかともったら爆発。なんで爆発って直接的にいわれ…

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Frapenta

Frapentaの感想・評価

4.0

「M」に続くフリッツラングのトーキー映画第2弾、そしてドイツ時代最後の作品。一応「ドクトルマブゼ」と「M」の続編の立ち位置なのだが、「M」での探偵が一緒なだけで、直接的にはあまり関係なさそうだった。…

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ネット

ネットの感想・評価

4.0

のっけから面白い! 轟音が鳴り響き続けるオープニング。脱出してからの静寂、、からの襲撃&爆発。めっちゃ娯楽映画してて最高。
前作は陰影溢れる悪の映画だったけど、今作はフラット。精神病院の部屋、マブゼ…

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shuki

shukiの感想・評価

3.8
足音無くても良いんだなぁ。ボーイミーツガール/カラックスも最後の走りに足音無かった記憶

再見。面白いんやけど、ドイツ時代のフリッツ・ラングの場面展開の仕方って変ちゃうかと思った。複雑というのとは違うんだが、中心のなさというか。主人公がいないというか。この感覚と関係あるか不明やけど、だい…

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しゅう

しゅうの感想・評価

3.8

字幕版を鑑賞。

死んだマブゼ博士より霊的啓示を受けた精神科医が、その犯罪思想を継承して破壊計画を企てるオカルトサスペンス。

第一次大戦後のドイツ社会の混沌と、無産主義・無政府主義に対する恐怖心が…

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味

味の感想・評価

3.4
映画の授業 Leçon de Cinéma 特別編
ドイツ古典映画セレクション

「M」と同じ世界観だというのは初めて知った。

「犯罪による支配」

強盗やテロを行う目的が金とか政治的意図ではなく、社会の不安や混乱を醸成する事のみというマブゼ博士の犯罪哲学。1980年代のアイツ…

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demio

demioの感想・評価

3.5
冒頭の5分間で見る意義の7割確保できて、中盤の横断歩道停車中の暗殺シーン、ラストのカーチェイスで残り2割確保できて、それら除く9割の時間はそれら3つの時間の糊付けでしかない(しかし、それでも良い映画)

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