彼奴(きやつ)は顔役だ!に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「彼奴(きやつ)は顔役だ!」に投稿された感想・評価

浮浪者

浮浪者の感想・評価

3.5
手中にあるものの尊さをかなぐり捨てることで得られてしまう風景。得る必要もなかったという後悔を予測しきっても、飛び込む人は、またいる。
か

かの感想・評価

4.0
狂騒の20年代。ジェームズキャグニーの体型が凶暴さと正直さを兼ね備えたギャング役にハマりすぎてる。

ボギーの銃向けられるシーン、超キュート。
カサブランカより前は悪役を演じる事あるけど、今回の役は良かった。

キャグニー、民衆の敵と同じような役。コメディも見てみたい。違うキャグニーを。

以前から…

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爆速で辿るアメリカ犯罪史
群像劇として面白い。置かれた状況によって人間が変化する、あるいは変化しない様子がよく描かれている。
サラッとワンショットに色んなアクションが込められつつもこれみよがしな長回…

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ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.8

 第一次世界大戦の復員兵の苦労を示す序盤のエピソード。『ハイ・シエラ』もそうであったがウォルシュの主人公は異常に手が早く、エディはかつての職場の工員を二人まとめて殴り飛ばす。このあまりに性急なパンチ…

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tko

tkoの感想・評価

3.8
Rec.
❶24.04.25,シネマヴェーラ渋谷/ウォルシュを観て死ね!

このレビューはネタバレを含みます

安定のキャスト。
禁酒法✖️ギャグニー最高。
第一次世界大戦から禁酒法の流れまでがテンポ良く丁寧に描かれている。アメリカ史のお手本みたい。だからこそ登場人物たちが時代背景による動機付けでとった行動の…

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バブルと大不況の動乱の米国史をものすごい早さで目の当たりにしながら、かつての戦友だった男たちの友情と実らない恋路の行方を追う。
爆速だけどわかりやすいカットに、不穏さを滲ませる影の演出。特に倉庫の強…

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戦争,塹壕,女写真,終戦,1919年,ボブカット.デンプシー.禁酒法,車工場.殴り,人員募集終了,女学生,モグリ酒場,バー,風呂場酒造り,1922年.密造酒蔓延,蒸留機,劇場700ドル取り立て,少女…

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すずす

すずすの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ギャグニー主演、ラオール・ウォルシュ監督のWB製ピカレスク。原題「咆哮する20年代」の名の通り、第一次大戦終わりから禁酒法、狂乱の繁栄を経て、ウォール街の大暴落とその後の大不況という背景を基に描かれ…

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