戦前に作られた映画を初めて見た。成瀬巳喜男と高峰秀子の初タッグ作。タイトルに秀子と付いているだけあって、若くてフレッシュな彼女を十分に見ることができる。豊かな自然の中にガタガタと走る古いバスのガイド…
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終戦前の成瀬映画を初めて観た。
ボロボロの靴、生々しい金銭のやり取り、売れない雑貨店、、庶民の生活を描き続ける成瀬映画の片鱗がこのころからうかがえる。
本作で初めて成瀬とタッグを高峰秀子はまだど…
下働きの車掌の女性と運転手ふたりが道徳的にも素晴らしい人で社長はみっともない
という映画だった
正直でいるのは気持ちがいい
当たり前だけど今時の人間が忘れてる価値観だと思った
どこもロケーションが良…
長らく観たいと思っていて、やっと観れた。といっても54分の中編で、最初の方は少し寝てしまったのはちょっと残念。
これは高峰秀子と成瀬巳喜男の初タッグとなる作品で、題名が示す通り高峰秀子のアイドル映…
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高峰秀子と成瀬巳喜男の初共演作品だとか。バスという乗り物が面白い。冒頭に車窓からの風景が写されるがそれがまた良い。映画において自動車から見える風景は格別だ。清水宏の映画でもそうだが、バスから見える田…
>>続きを読む『寝ても覚めても』の鮮烈な爆竹の記憶が蘇るネズミ花火。成瀬は視線誘導に加え、高峰秀子の動きの起点としても利用する。そこから流れるように、物語の核となる車掌放送のラジオを聞くに至る。
そして全ての関係…
池袋・新文芸坐での『成瀬巳喜男監督特集』で鑑賞。
成瀬巳喜男監督の映画には全17本出演した高峰秀子との初の映画。
タイトルどおり、高峰秀子が田舎のバスで車掌さんをする。運転手は藤原鶏太(のちの鎌足…
偶然、YouTubeに上がってたから暇つぶしに拝見した戦中の成瀬巳喜男作品。高峰秀子が若い。映像も綺麗。
主人公等を乗せた路線バスで日本の田舎をグルグル周回させただけで物語が成立してしまった不思議…