1941年の成瀬巳喜男作品。高峰デコちゃんの掌編である。
井伏鱒二の『おこまさん』を原作に成瀬自身が脚色、山梨の田舎町のバスガール秀子ちゃんの奮戦記を、ちょっとしたペーソスをまぶして淡々と見せていく…
成瀬巳喜男監督作品。①
1941年公開。井伏鱒二原作。初鑑賞です。
井伏鱒二=山椒魚。中学生の時読みましたが内容は全く覚えていません。
いつもスッキリ晴れた屋外。目線の演技。省略の演出。成瀬作品…
秀子、かわいすぎる!田舎町の車掌さんと運転手さんのほのぼの物語。バスの会社の社長さんの嫌な奴感もすごい。
デコちゃんのボロ靴から下駄に履き替えたりするシーンとか車が田んぼに落ちるシーンとかの切り替え…
成瀬巳喜男との第一作目って事で悪魔的な可愛さのデコちゃん(17)。今は昔の花形バスガァル。『稲妻』でもまたやって、『放浪記』ではやらない。戦時中を感じさせない様な緩やかな時の流れと、ほんわかした中で…
>>続きを読むアイドル的存在だった頃の高峰秀子をキュートに撮りつつ、かき氷やラムネといった小道具の巧みな使い方、生活感に溢れる情景など成瀬監督らしい演出もしっかりとあるため普通のアイドル映画とは違った風情のある佳…
>>続きを読むヒデコ・タカミネがバスガイドを演じる成瀬監督、井伏鱒二原作の作品。
ガイド案内の説明を小説家に頼んだり軽い事故を起こす以外大きな出来事は特に起きませんが、仕事中家に寄ったり女学生達が車内で合唱した…