父 パードレ・パドローネに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「父 パードレ・パドローネ」に投稿された感想・評価

benno

bennoの感想・評価

4.3

タヴィアーニ兄弟監督によるオイディプス神話

第二次世界大戦後、イタリア南部のサルディーニャ島を舞台に、文盲の羊飼いの青年ガヴィーノ・レッダが言語学者とし大成する過程を描いた自伝を映画化…


ある…

>>続きを読む
mh

mhの感想・評価

4.2

イタリア映画祭2024.5.6

わたし的5本目は
『父 パードレ・パドローネ』
監督はタヴィアーニ兄弟👬

今回何がってこれが1番楽しみでした。

もうなんていうか流石ですわ。ちゃんと驚くような演…

>>続きを読む

#67 イタリア映画祭2024特別上映
ほぼ封切り以来の再鑑賞。
古来からある父離れ子離れの物語を、きわめて文学ふうに描く、普遍的な映画。
いま観ても、まったく古びておらず、演出方法も斬新で、飽きな…

>>続きを読む
Asino

Asinoの感想・評価

4.3

明日の再上映に行けなくなって悔しいので昔の感想を。

舞台はサルデーニャ。1940-60年代の実話。

父親が学校にやってきて「今日から羊飼いにするからもう学校には来させない」と宣言され、誰もいない…

>>続きを読む

ガヴィーノ,小学校,父来訪,子供引き渡し要求,羊飼い,お漏らし,机手置き同級生心の声,暴れ,牛乳運び,岩陰ヘビ殺し,ヘビ鞭,箒叩き,糞混ざり牛乳,羊蹴り,羊心の声,20歳,祭り道聞き青年,羊殺し,ア…

>>続きを読む

強い父に服従させられ、教育を奪われ20歳まで読み書きできなかった元羊飼いの青年ガヴィーノ・レッダが、言語学者になるまでの強烈な半生を描いた自伝。1977年のパルムドール受賞。

ラストに原作者本人が…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

教育の機会を奪われた少年の生きる道
 この映画は35歳のガビーノの物語。小学校に通うガビーノは羊飼いの父の命令で学校をやめ、家業の手伝いをさせられる。文字もわからず、羊の乳搾りのやり方もわからないま…

>>続きを読む

ガヴィーノ・レッグという、イタリアはサルディーノ島出身の言語学者の自伝を忠実に再現した映画。
映画の冒頭と最後に、まだ35歳の本人が出演している。

ガヴィーノは、父親に家業である羊飼いを強要された…

>>続きを読む
Omizu

Omizuの感想・評価

4.2

【第30回カンヌ映画祭 パルムドール】
『グッドモーニング・バビロン!』『塀の中のジュリアス・シーザー』で知られるタヴィアーニ兄弟による作品。言語学者ガヴィーノ・レッダの自伝的小説を映画化した作品。…

>>続きを読む
mh

mhの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

20世紀初頭のイタリアの島を舞台にした暴力的な父親を通して成長する青年の物語。
賢くなっていくプロセスの描き方が実に巧み。ひとにだまされたり、恥をかくことをちゃんとエピソード化してあって、かつ、ハー…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事