遺灰は語るの作品情報・感想・評価・動画配信

『遺灰は語る』に投稿された感想・評価

うにゃ

うにゃの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

壺に入った遺灰が主人公。
そこが面白い。
だけど、遺灰が主人公なので派手な事は起こらずに、遺書にある通り故郷まで運ぼうとするが、その途中で度々ハプニングが起こるという内容。
結局すごく時間かかったな…

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「人生のシナリオとともた私たちを連れ去る、
私はもう 台本を丸め、小脇に抱えてしまったが」

おすすめされてみたけど良かった。
XXXXX

XXXXXの感想・評価

3.7

イタリアのダヴィアーニ兄弟の作品を鑑賞してみました。
お兄さんは近年亡くなってしまったそうで、弟さんが1人で監督したそうです。

著名なノーベル賞作家の遺灰を故郷シチリアまで運ぶって物語です。
全編…

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ルイジ・ピランデッロを知らなかったので背景はよく分からなかったけど...
ゆっくり流れるモノクロ映像と語りが心地よかった。意外にコミカル。
カラン

カランの感想・評価

4.0

ずっーと兄弟でやってきたダヴィアーニ兄弟の弟パオロ(1931〜2024)が、兄ヴィットリオ(1929〜2018)の死後に、1人で映画を撮った。弟から亡き兄への献辞で始まる本作は、実在の作家ルイジ・ピ…

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イタリアの超有名小説家の遺灰をローマからシベリアに運ぶシュールコメディ…?あとその作家の短編小説の実写化もセット。知らない作家すぎてよくわからなかった、作家由来の小ネタも拾えてないだろうし監督も有名…

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床ずれ

床ずれの感想・評価

4.0

キューブリック的なスタイリッシュな画面がカッコよかった。
死者をいかに正しく弔うかというアガンベン的なテーマもアクチュアリティがあって面白い。
ただ、ラストの短編は蛇足としか思えなかったのだが、あれ…

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三登

三登の感想・評価

3.5

知識が無い私には少し難しかった。

ノーベル賞作家の遺灰が入った木箱がトランプの台に使われたり、縁起が悪いと飛行機に拒否されたりとなかなか滑稽。
シチリアの風景がモノクロからカラーに変わるところが…

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盆栽

盆栽の感想・評価

3.5

"遺灰"と共に垣間見る孤独


 久しぶりにレビュー書くのが難しい作品と出会いました。なんせ主人公が"遺灰"ですから。ノーベル賞作家ピランデッロが自身の死を自覚してから物語は動き出し、彼の遺灰が故郷…

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「自分の遺灰は故郷のシチリアへ」とノーベル賞作家の遺言。
壺に入れられた遺灰を運ぶも戦後のゴタゴタで右往左往する遺灰。1時間ほどモノクロ映像で遺灰の旅路を見せられてラスト30分はその作家の短編『釘』…

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