おださんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.8

人と真っ向から話すことは、どうして難しいのだろう。見知らぬ人に話しかける時の、あの恐怖感。近づきあぐねていると、やらない理由ばかりを考え、結局「まあ話しかけなくてもいっか」と自分を納得させてしまう。>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

いやなかなかよかったね
人の想像力ってすごい
ほぼCG撮影だろうから制作は大変だっただろうな

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.5

まとまりは良かったんじゃないかな、王道のアメリカSFアクション映画という感じ

迫力ある場面が多くて、どうやって撮影してるん…なんてところも盛りだくさん。ジェミニマンが出てきた際の詳細はもうちょい欲し
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

中村佳穂さんが良すぎ…最初から心を奪われる。

腑に落ちない点と設定の甘さはあったかな、多分要素が多くて時間内に過不足なく盛り込むのはできなかったんだろう

でも仮想世界と現実世界が混ざった描写だった
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.8

落ち着いていて、とても現代的な恋愛映画。


浜辺美波と北村匠海の安定コンビはさることながら、福本莉子と赤楚衛二を選んだキャスト選択は大正解だったんじゃないか。

ほとんど神戸で撮影されたのか…地元だ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.4

ディヴィット・バーン&スパイク・リーのタッグと11人のミュージシャンとダンサーが織りなすライブショーは、前衛的で洗練された感覚を与えてくれた。


本当に必要なもの以外を廃した、人間と音のみによる独演
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セッション(2014年製作の映画)

4.0


ここまで刺激的な体験ができる映画はそうない。

「LA・LA・LAND」の監督だったのは驚きとさすが。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.5

エマ・ストーンの演技の迫力が美しくて、終始釘付けだった。
舞台は70’sロンドン。
行ってみたい、とてもとても。
心に懐古趣味の根がさして花が咲きそうだ。


鬼作怪作純名作。猛烈にもう一度見たい。こ
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クイーンズ・ギャンビット: 制作の舞台裏(2021年製作の映画)

4.2

本編として

クルエラを見る前にこの作品は見ておきたい。ファッションの時代感が共通しているから。

ベスのチェスの名手として世界に駆け上がっていくストーリーではあるものの、そこで描かれるのは自身との戦
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

居た堪れない。

半ばからケン坊社会と交わっていく中で、その生きにくさが描かれ始める。女性と出会い、世の中を知り、それでも気質(かたぎ)を貫いて捕まった。
そして、生きにくさが本格化するのが刑務所を出
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.3

独特の世界観を持つC級映画

温監督なるほどこんな感じなのか

血の量多くてちょっとグロいから苦手な人は注意
「地獄でなぜ悪い」のMVにも共通する描写が多かったな

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.8

良い男って良くも悪くも良いもんだ。

上昇していく話はやっぱり面白いなぁ。

後半いきなりやってくる怒涛の混乱具合はあえてだろうな、何でかそう思う。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

共感しかない…。

この映画は監督の体験が元みたい。
最初から最後まで、トムとサマーはすれ違い続けた。

構成として、ほとんどトムからの目線だけで語られている。とにかくサマーの気持ちを表現するシーンが
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

冒頭から面白みのある映画はなかなかない。

タイムトラベルものはやはり、どの作品も同じ核心に迫っていくのだな。

全てを愛そうと思えるようになる。
今観ることができてよかった。

せっかくの人生なんだ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.9

やっと観た。

意外とすっきりしなかった。ただよくできた映画だと思う。

希望のために生きているという事実にとても共感。

それでも一般的な評価が高いことは知っていたから、期待して観るとなんとなく物足
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ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.5

何て世界、天才とはこういうことかと鳥肌が立つ

兄フィネアスと作り出すあらゆるサウンドがセンセーショナル

天才の強烈な主張と突出性、若さゆえの苦悩、そして同世代の皆と何も変わらないところ…
そして彼
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ファイヤーボール 宇宙からの来訪者(2020年製作の映画)

3.6

Apple TVにて鑑賞。


地球と隕石の歴史を辿ることは、即ち人間と宇宙の関わりを体感することと同義である。

「私たちの生命は宇宙から生まれ、宇宙と共に生きてきた」というメッセージをビジュアルの
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

様々な愛の形が現れていた。家族としての団欒から、ひとつ屋根の下でわかり合わずとも信じて鬼になって互いに受け入れ合う姿、出会い頭の人に注がれる温かな瞳、過ちを犯し犯されながらも諦めない勇気…全ては愛の具>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

やっぱりロードムービーは難しい。でもこの映画が素晴らしいということはわかる。西部やアラスカの広大な自然の厳しさに触れたい。広い世界にひとりでも、「人間社会」から理解されずとも、ノマド生活をする人々とそ>>続きを読む

ハンサム★スーツ(2008年製作の映画)

-

ふと思い出した。幼い頃が蘇る。面白くて大好きだったなぁこれ。

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.5

ビジュアルが目新しい恋愛奇譚
賛否分かれそうだし、話自体は単純めいたものだったけど、所々に不思議な表現が見せてあったり隠されてあったりは結構好き。
ダブル主人公が「先輩」「黒髪の乙女」という名前のまま
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

救われないし、救えない家族の形。ここに登場した全ての家族だけでなく、これを観た私たちの家族も同じようにそれぞれ歪な形をしているはず。
自分の家族も、何によって繋がっているんだろうか。

インターンシップ(2013年製作の映画)

3.9

思ったより浅めだったけど、これはこれでポップで良い。観ていて面白くて、2時間が早かった。
「ミッドナイト・イン・パリ」の主演俳優さんがよかったねぇほんと。
夢があっていいね、Google。

望み(2020年製作の映画)

3.8

社会派な映画はやっぱり映画館で見るべき。どちらに転んでも予想できる残酷さが待ち受ける中で、揺れる事実と心の機微に時には目を塞ぎたくなる。いろんな悲しさと同時に、母親の狂的な愛を感じた。
これも同じで映
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月世界旅行(1902年製作の映画)

4.0

1902年にフランスで作られた初のSF映画。演出方法からセット、撮影と同時に行われた音入れ、内容、全て面白い。
現在数多あるSF映画の原点であり最大級に創造性あふれた100年以上前の映画がこうして観ら
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.1

アンハサウェイいいなぁ。
ミランダが思ったより優しくて安心した。

すくってごらん(2021年製作の映画)

3.7

ミュージカルのようで違う前衛的なスタイルがつくる世界観がとても面白い。
制作費削ったんかな…って部分が伏線なのか何もないシーンなのかを曖昧にさせた部分はあったけど、尾上さんのラップのような胸中や外に出
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

現代社会には狭く苦しい一面があることは周知の事実だが、あまりそれを実感しない人は多いだろう。今作はそんなあまねきた世知を味わうには少々激辛だった。
「すばらしき世界」。このことばの意味を観終わってから
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

ワクワクした!この映画には希望があった。今日1日が充実した気分。曲もすごく良い。

幸せのちから(2006年製作の映画)

3.6

思った以上に話の節々が重くて疲れてしまった。自分が当事者になったらを考えると、すごく恐ろしい。
「幸福の追求」というタイトルが、作中に出てきたそれへの言及と物語の進み方に共鳴する点は納得。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

何故だかエンディングを見ている時、涙が溢れた。ありがとう、全てのエヴァンゲリオン。