本作、デジタル修復版上映にて鑑賞したので、
こちらに投稿すべきところ旧版『お早よう』の
方に投稿してしまいました。
そのためレビューについては 2024.3.25投稿の
旧版『お早よう』の方(パング>>続きを読む
本作、デジタル修復版上映にて鑑賞したので、
こちらに投稿すべきところ、旧版『彼岸花』の
方に投稿してしまいました。
そのためレビューについては 2024.3.24投稿の旧版『彼岸花』の方(パングロス>>続きを読む
◎司葉子時分の花満開なれど原節子の美絶賛の巻
デジタル修復版(1960/2013年)による上映
*状態良好、カラーも彩度が少し低い程度で良し
再見です。
ある母子家庭、亡夫七回忌を終えた美しい未>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
3話構成って、オムニバスじゃなくて、貴樹の13歳から成人後までの年代記になってる訳ね。
う〜む、何か言いたいことがあることだけは分かるけど、新海誠本人も何を伝えたいのか、まだ分かってないのじゃないか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎瓢箪先生見て娘の縁談、やもめ艦長酔いの孤愁
デジタル修復版(1962/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
再見です。
これも喜劇9割、シリアス1割の按配によ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎家族という呪い、恋という希望
本作で描かれた「壊れた家族」だけが、「呪い」なのではない。
すべての家族は呪いであり、呪われていない家族などないのだ。
そして、恋は希望だが、それは、すぐに愛とい>>続きを読む
◎ 困り顔のデコ、ボーならぬ信子は苦労している
または、
◎ デコの「さらにいくつもの この世界の片隅で」
モーパッサンの『女の一生』に着想を得た笠原良三の脚本、成瀬巳喜男の監督、高峰秀子の主演>>続きを読む
◎小津流下町人情噺 飯田蝶子と愉快な仲間たち
2023年5月の<第76回カンヌ国際映画祭クラシック映画部門>でワールドプレミア公開された4Kデジタル修復版(1947/2023年)による上映
*ステキ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎42年前のエブエブ なれどボレロ以外は杜撰
午前十時の映画祭13 B
これも観たかどうか、記憶が定かでない作品。
42年前(1981.10.16日本公開)と言えば、自覚的に映画を観始めた頃だが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎エイダ・スチュアート夫人の恋のレッスン
または、
◎ニュージーランド南島の精霊
観たか未見かの記憶さえ曖昧な作品がかなりあるのだが、本作もその一つ。
『海の上のピアニスト』(2024.3.1>>続きを読む
※レビューは4Kデジタルリマスターの方に
書いたので、そちらをご覧ください。
(2024.3.26投稿、本レビューの一つ前です。)
このレビューはネタバレを含みます
◎NTR復員記者の隠れ売春宿探訪DVから赦しへ
4Kデジタル修復版(1948/2022年)による上映
*本作は、ネタバレなしには何も説明できないので、最初からネタバレ全開で記すことを承知いただきた>>続きを読む
ありゃりゃ、こいつぁ難しいや。
浅野いにお、の作品は、私小説的な(と形容して多分いいはず)『ソラニン』とか『零落』とかは読んだけれど、本作の原作は知らなかったな。
ドラえもん、とか、映画『未知との>>続きを読む
◎艶やかさ満開 有閑マダム 甘辛ホームコメディ
4Kデジタル修復版(1952/2017年)による上映
*状態は頗る良好、ストレスなく鑑賞できる。
不朽の名作『東京物語』(1953年)の一つ前の作品>>続きを読む
◎小津版サザエさん 婦人会費とテレビ買っての巻
デジタル修復版(1959/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
多摩川に近い(蒲田あたり?の)小さな区画に同じ仕様>>続きを読む
◎極上コメディで縁取る強権家父長と娘の結婚
デジタル修復版(1958/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
これは面白い!
『東京物語』と並ぶ小津の最良傑作群の一>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎犬とドラァグクィーンの受難曲/モノオペラ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの女装した顔と犬を重ねたアートワークだけ見て鑑賞。
もっとグロいめのバッドテイストな作品かと思ったら、そこまで酷くはなか>>続きを読む
◎中華系自主映画?ジュブナイル•ノワールの問題作
本作は、『白蛇:縁起』(2019)、『ナタ転生』(2021)、『羅小黒戦記』(2022)などの中国アニメをはじめ、妻夫木聡が参加した中国の探偵コメデ>>続きを読む
◎暗いわ、間延びするわの小津には珍しい失敗作
4Kデジタル修復版(1957/2017年)による上映
日本橋あたりの銀行監査役をつとめる杉山周吉(笠智衆)と、男手ひとつで育てた姉孝子(原節子)と妹明>>続きを読む
※レビューは4Kデジタル修復版の方に書いた
ので、そちらをご覧ください。
(2024.3.20投稿、本枠の左側にあります。)
このレビューはネタバレを含みます
◎K-pop 初心者です。
SHINeeのミノさんは『花郎』の俳優として、キーさんはEnhypen のNI-KI が尊敬する大先輩として、テミンさんはソロアーチストとして、とメンバーのうち3人は認識で>>続きを読む
◎感涙必至、僕らのニュー・シネマ・パラダイス
これは素晴らしい!
映画館を愛する人なら、全員が強い感銘を受けるはずだ。
大阪に住むマレーシア人であるリム・カーワイ監督が、2022年のテアトル梅田>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎『野火』と同じく、戦争の悪夢、とくに戦地において殺人を犯すことがもたらす人間性の破壊(いわゆるPSTD)がメインテーマ。
だが、脚本、構成が稚拙で、ドラマを追いにくく、訴えたいテーマも伝わりにくい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎展覧会の絵型、引きこもりピアニストの生と死と
4Kデジタル修復版(1998/2020)による上映
午前十時の映画祭13 A
たぶん再見。
『戦場のピアニスト』と混同しているか、とも一瞬思ったが>>続きを読む
※鑑賞日は再見日です。
レビューは4Kデジタル修復版の方に書いた
ので、そちらをご覧ください。
◎体感する異世界、映像美と人物の圧倒的存在感
IMAXにて鑑賞
いやぁ、言葉がないとは、このことですね。
とにかく観ろ、できればIMAXで、としか言いようがありません。
パート1より、はるかに>>続きを読む
◎不倫コメディからの丸の内リーマン残酷物語
4Kデジタル修復版(2017年)による上映
*状態はすこぶる良くストレスなしに鑑賞できる。
以前観たかと思ったが、他の作品と混同したようで、(記憶違いで>>続きを読む
◎完璧なる小津喜劇、嘘つき教授と酒呑み難波娘
終映後、拍手が起こった。
終始、爆笑に次ぐ爆笑。
三谷幸喜もクドカンも、元ネタはこれか!と思わず膝を打つほど完璧な喜劇。
日中戦争(1937-45)>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ3作目だそうだけど、初めて観ました。
マ・ドンソク刑事、無敵過ぎて、もはやバトルが成立しません。
國村隼オヤビンも、日本で指示だけ出す一条組の組長様として御登場。
オヤビン、今までオカルト>>続きを読む
◎シングルファーザーむじな先生、子育て奮闘記
4Kデジタル修復版による上映
*戦後GHQの検閲でカットされたシーンもロシア版で補い復元(文末リンク)。
時間は『大全』94分,今回92分,後半に一部欠>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎ヒップホップスター カルメンのトラックロード
METライブのカルメンと言えば、ガランチャがタイトルロール、アラーニャがホセの回(指揮はヤニック・ネゼ=セガン)が印象に残っているが、2010年1月1>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎法廷で明らかにされる作家同業夫婦の対立と内心
う〜む、これがパルムドールですかぁ、、
その上、アカデミー脚本賞まで、、
Filmarks平均スコア含めて、ちょっと評価高すぎやしませんか?
いや>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎信州の母子家庭からの進学、敗残の東京物語
*1936年、小津の初めてのトーキー劇映画。
同年、小津は、歌舞伎座で六代目菊五郎が演じた鏡獅子の記録映画をトーキーで撮っていた。
*原作のゼームス・槇>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎アメリカンテイストの強盗 屋根裏看板屋と娘
1930年の無声映画。
小津はこの年だけで6作の無声映画を公開している(『小津安二郎大全』)。
鳥飼りょうさん(楽士)のエレクトーン生伴奏付き上映。>>続きを読む
◎蟻が運んだプラトン愛を破壊する母性と国家権力
いずれも実話に基づく、同性愛者への国家権力を含む社会からの抑圧を扱ったヨーロッパ映画が、2023年11月から翌年2月にかけて公開された。
2023.>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎広場で直接対話するミュニシパリズム市民革命
2022年6月の杉並区長選挙で、3期12年続いた保守系現職候補を187票の僅差で破り、新区長に就任した岸本聡子の、立候補から当選、翌年4月の区議会議員選>>続きを読む