【ヒーロー信仰へのアンチテーゼ】
何年も前に鑑賞し、あまりにも感銘を受けた為、ずっと感想が書けないでいた作品です。
この映画の感想を書く時、自分は「シン・ゴジラ」という作品を思い出す。多分この2作>>続きを読む
【ベンチマーク映画】
少し前には、現代日本に季語の概念があるとすれば「火垂るの墓」が夏の季語になるのではないか、というほどに、毎年夏休みの金曜ロードショーで放送されていました。
近年ではそのポジショ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【スタジオジブリの墓標】
先に謝っておきますと、かなりの長文です。そして取り留めもなく思いついた順に感想を述べているので大変読みにくくなっております。
この映画を観た後で、何故か真っ先に思い出した>>続きを読む
【男の情けなさ、女の強かさ】
男に振られると、女はナンパされやすくなる。
恋愛においてよく言われる格言らしいです。この作品はまさにそんな始まり方でした。そして弱った女性は問題事を引き寄せやすいんだな>>続きを読む
独特の美しさと仄暗さがあり、面白いです。
カリオストロの城が好きな方は多分好きな作品だと思います。
【配信時代向きの作品】
ドラマ未視聴です。
動画配信サービスが席巻している今日、映画館で観る映画と、配信で観る映画はどうしたって集中度が変わってしまいます。
もはや別ものと言ってもいい位。
この作>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【ワーニャ伯父さん】
原作を知らないまま、話題作という事で劇場にて鑑賞。表題になっている村上春樹氏の作品よりも、ワーニャ伯父さんの方がベースになっている様な気がしました。
劇中劇の内容と、現実がリ>>続きを読む
【Nirvanaに愛を込めて】
Nirvanaは90年代を代表するアメリカのロックバンドであり、グランジというジャンルを確立した先駆者でもある。
特にフロントマンのカート・コバーンの人気は凄まじく、>>続きを読む
【グランドジャンプのスラムダンク】
この作品の感想を語る上で、まず欠かせないのがあなたのスラムダンクはどこから?という点であると思う。私は中学生の頃、既に連載を終えた状態で出会い、猛烈にハマり、漫画>>続きを読む
【命の指紋認証】
とある大企業の方々と仕事をした時、そこにいる社員さん達が皆垢抜けて、見た目も良く、当然能力も高い事に愕然とした。
ただ優秀なだけではここには入れないのかと思うと、なかなかやるせなく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【化学反応で未来を掴む】
今や長寿作品となった名探偵コナン。初回で蘭ねーちゃんに「変な名前」と言われていたコナン君も、キラキラネームの浸透により、本当にそんな名前の子供がいてもおかしくない様な時代に>>続きを読む
【天才を産むための狂気】
パワハラ、という言葉が世に浸透したのはここ数年の事である。こうした問題は体育会系のイメージが強いかと思うが、意外にも、クリエイティブ業界や美術界ほど根強くある。
本作は中で>>続きを読む
【悲劇と喜劇は紙一重】
生まれも育ちも良い知人は、愚痴を話すのが上手い。事実だけをみると酷い話なのに、絶妙に笑える自虐に昇華し、周りを楽しませている。本作はこの知人の愚痴のような物語でした。
「貧>>続きを読む
【映画版 半沢直樹?】
池井戸潤原作作品。
キャスト、ストーリーも相まって半沢直樹の劇場版を観ているような気持ちになりました。
話の構成が良く、伏線がテンポよく回収されていく為飽きずに楽しめます。>>続きを読む
【いつの時代も変わらぬ敵】
歴史に残る名作という事で、知人の勧めで鑑賞。OP曲を聴いたらこれ聞いた事ある!となる人も多いのでは?
映像が初期のスターウォーズシリーズや、20年前の天才テレビ君を彷彿>>続きを読む