モネ

名探偵コナン ハロウィンの花嫁のモネのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

【化学反応で未来を掴む】

今や長寿作品となった名探偵コナン。初回で蘭ねーちゃんに「変な名前」と言われていたコナン君も、キラキラネームの浸透により、本当にそんな名前の子供がいてもおかしくない様な時代になりました。

時代が変わっても相変わらず面白いのがコナンの劇場版。大人になった今でも、ダイハードでも観るように楽しめる作品だと思います。現在Amazonプライム・ビデオでは過去の劇場版が全て観れますが、全作観てもやはり面白かったです。

今回の舞台は渋谷。警察学校編、つまり安室さんの同期メンバー4人に焦点を当てながら物語が進んでいきます。前知識があまり無い状態で鑑賞しましたが、予習すればより楽しめるかと思いました。
安室さんというのは、スパイである事、仲間を失い孤独である事が相まって、哀愁のあるいいキャラで、人気があるのが良くわかるなあと今作でも思いました。

様々な要素が混じって一転二転していく展開の面白さは、流石コナンの映画。
今回は嘘でしょ⁉︎という無理な爆破やアクションがないのも良かったです。

個人的に1番盛り上がる所でメインテーマの歌入りが聞けたのが最高に嬉しかった!
(なんと16年振りらしいです!)

そして、様々な国の方々が協力して渋谷の爆破を防ぐ展開は本当に良くて、正直この時代に、この作品を公開してくれる事の有意義性を感じずにはいられませんでした。

前評判の高さにも納得の面白さで、おすすめです。
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