魂のゆくえに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「魂のゆくえ」に投稿された感想・評価

A

Aの感想・評価

4.8

「戦争に道徳的正当性はない」
そりゃーもちろんです。
美しい静寂で絶望と怒りを表現した映像美

人に苦しまされ人に救われる
だからこそ宗教という拠り所の存在価値の一つだと思う
神に縋るな、神を信じる…

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リルミ

リルミの感想・評価

4.5

トリガーワーニング/ジャンプスケア:自殺の描写あり

ウェス・アンダーソンと見紛うかのような人工的なカメラワークと美術で表される、主人公の絶望の描き方が見事だった。ジリジリとした嫌な感じが約2時間ず…

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虫

虫の感想・評価

4.3
知ってはいたが、やはりもう「あの頃」はなく、大事なのは「これから」と「愛」なのか。
ふぇり

ふぇりの感想・評価

4.3

凄かったな…映画自体もイーサン・ホークも。

イーサン・ホークの表情、台詞、仕草ひとつひとつを息を詰めて観てしまう、そんな感じだった。自己内省も過ぎると壊れてしまうという典型の人々しか出てこず、でも…

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「タクシードライバー」(1976)「最後の誘惑」(1988)の脚本で知られるポール・シュレイダー監督が構想50年をかけた“集大成作”。原題は「First Reformed(第一改革派)」。

ニュー…

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みぎ

みぎの感想・評価

5.0

傑作。ベルイマン『冬の光』、ブレッソン『田舎司祭の日記』、タルコフスキーを下敷きにシュレイダーらしい牧師の映画になってた。固定カメラのスタンダードサイズというストイックな作りがとても好き。ほとんどが…

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奥

奥の感想・評価

4.5

自分も何年か日記を書き続けているけど、劇中の台詞にある「日記は平安をもたらさない自己憐憫でしかない」には激しく同意。
誰かに読ます気がない日記は自分の病巣を指でほじくるのような行為だからやめた方がい…

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弱っている人間が求めているのは説教でも叱咤激励でも、その場しのぎの救いの言葉、手段でもない。では、なにか。本作の結末がそれを表している。
Shaw

Shawの感想・評価

4.2

重要な映画だと思う。警鐘であり希望。
タルコ、ベルイマン、ブレッソン、全部感じる(ドライヤーからも強く影響受けてるらしいがそんなにたくさん見てなくてなんとも言えない)。

やっぱり直近の三部作は、評…

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不在

不在の感想・評価

4.6

本作はロベール・ブレッソンの『田舎司祭の日記』と、ベルイマンの『冬の光』を混ぜたような作品だ。
意識してあえて寄せている箇所も多い。
ポール・シュレイダーはこの二つの作品に、タルコフスキーをも引用し…

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