マリアブラウンは俗に言う、わきまえない女ってやつなのかな。誰のものにもならず、誰にも主導権を渡さず、マリアブラウンという一人の人間として生きることを貫いた姿が眩しい
ニュース・実況の音声と場面が連動…
最高、映画館で観たかった。
やはりこの顔の撮り方…一体どゆこと?と思いながら。
夫の死を聞き米兵に歩み寄るのあの陰翳が、ひたすら好み。
カラヴァッジョの絵みたいな黒い男女のまぐわい、倒れるマリア…
やっぱりファッションは生き様だと思うの。
時代に操られた生命力は逞しいけども儚い。
サッカー実況のリンクが洒落てて、皮肉っぽくもあった。映画だな〜と思った。必ずもう一度観よう。
脚本、撮影、美術もう…
普通の映画なら数本分くらいの材料が詰め込まれている。結婚生活の開始がさまざまな事件で引き延ばされた末に、やっと成就するに至って強引に終了する。意志をもった女や戦後ドイツ史に関わる寓意が込められた数々…
>>続きを読むファスビンダー監督“西ドイツ3部作”(ベロニカ・フォス、ローラ、マリア・ブラウン)のトリを飾るのはコレに決めてた。
遂に念願叶って、幸せ~
まずは素晴らしいオープニングに心を鷲掴み!
そして見事に…
© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION