偽れる装いに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『偽れる装い』に投稿された感想・評価

戦時中占領下のパリで撮影されたようですが、それは全くわかりませんでした。ベッケルが子供時代にクチュールの世界を知っていたというのも驚きですが、確かにその世界で働く女性たちがとても生き生きと描写されて…

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koss

kossの感想・評価

4.1

ファッションショーのバックステージに三角関係のメロドラマを絡める。ファッション業界と恋愛の愛憎という現代でも多用されるモチーフを理想形として完成させるべッケルの手腕が凄い。

開き閉じられる扉、部屋…

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doi

doiの感想・評価

5.0

吐きそうなほど面白い。エレベーターが開いた瞬間のスイッチ、美の泉が登場。息を吹き返すコレクション。クローゼットは交際期間メモつきの墓場で鏡にはマネキン。ドレスに女の名をつけて。執着心と自己愛の嵐を最…

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エゴイストかつ天才のファッションデザイナーが恋情とエゴイズムの間で身を滅ぼす。手に入るといらなくなり、離れるとまた欲しくなる悲劇。性格だけでなく、顔もダニエル(ジャン・シュヴリエ)の方がフィリップ(…

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各登場人物が扉をあけるカットの連続により、その主題が冒頭に示される。
扉の開閉が生む物語の展開。

エレベーターが下降しながらも続く会話のシークエンスやばい。
自然

自然の感想・評価

-
人を人扱いできずに最終的に人形(マネキン)と同化してしまうの面白い、アネットとか思い出した
延々と続く卓球のラリーを目で追うショットの連鎖が面白かった。
どなべ

どなべの感想・評価

5.0

ドストエフスキーの「やさしい女」のごとく、飛び降り自殺のシーンから始まって、それに至る三角関係を描いていく

お話は割とシンプルでメンヘラ男が親友の婚約者に恋をしちゃうというだけなんだが、メンヘラ男…

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Chiho

Chihoの感想・評価

-
エレベーターのところと最後のところと卓球のところがすごかった
ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

ミシュリーヌの超クローズアップに全てを賭けている映画。そのマネキンのように整った顔面への偏愛。服飾デザイナーでありながら服自体は蔑ろにされてる。あとはナガラの連続。エレベーターが降下しながらの会話、…

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千利休

千利休の感想・評価

4.1

人形が動く映画には傑作しかない。あの落下はブレッソン『白夜』の元ネタでは?卓球のシーンも良い。驚くべき速さの前半と打って変わって後半は本当に進まない。占領期に作られた作品だからなのかめちゃくちゃ病ん…

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