マレーネ・ディートリヒが一次大戦中の女スパイを演じるむちゃな設定だが中々楽しめた。あまり出来が良いとは言えないスタンバーグのトーキー作品の中では1,2を争うかと。
「結局女って愛に生きちゃうよね」的…
艶めかしいと言う表現があまりにぴったりくるマレーネ・ディートリッヒがそれは魅力的な作品だった。
ウィーンの裏町に立つ娼婦マリーは、諜報部長官に目をつけられ、スパイ”X27”として諜報活動を始めるこ…
マタ・ハリをモデルにしたスパイ映画かつマレーネ・デートリッヒありきの映画。
トーキー初期の映画だからかプロットがけっこう難解。
・極秘計画を楽譜に変換するスパイ。
・失われた楽譜を思い出すための演奏…
素晴らしい!!! こんなに映像がカッコいい映画ひっさびさに見た気がする! 1931年というものすごく昔の映画やけど侮ることなかれ! 始終釘づけ! 冒頭のショットで一気に引き込まれる。街灯のそばに佇み…
>>続きを読むスタンバーグの徹底的な管理によってディートリヒが美しくなり、それと同時に死期が近づくという皮肉というか悲劇。最も美しくなったときには、もはやディートリヒは死に値する存在になり、スタンバーグも愛すべき…
>>続きを読む俳優のビジュアルだけでその映画を贔屓しちゃうのは
・マレーネ・ディートリッヒ
・シャーリーズ・セロン
の2人だけだけど、
この映画はマレーネ様の美貌だけに留まらず、展開も終わり方も最高にかっこいい。…
ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督作。
一次大戦最中の欧州を舞台に、オーストリアの女スパイとなった娼婦が辿る運命を描いたドラマ。
戦争で夫を失った娼婦がスパイ(X-27)となり、キツい表情と濃く派…