脱獄の掟に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「脱獄の掟」に投稿された感想・評価

catman

catmanの感想・評価

4.0

1948年公開の異色フィルムノワール。邦題からは脱獄モノを連想するけど、メインとなる物語は脱獄した後の逃避行。脱獄犯の男と、彼を手助けする愛人と、その二人に人質として連れ回される女性弁護士による風変…

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メロドラマ要素が良い。複雑な心の機微を演じ切ったクリス・トレヴァーがすごい。デニス・オキーフのはっきりしないグズグズした男像も共感できる。船の上でのシーンは必見。海沿いでアンとパットがすれ違うシーン…

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Maoryu002

Maoryu002の感想・評価

3.9

囚人ジョー(デニス・オキーフ)は愛人パット(クレア・トレヴァー)の助けで脱獄する。なりゆきで弁護士アン(マーシャ・ハント)を連れて3人は逃亡するが、ジョーとアンは次第に惹かれ合う。そして、国外に逃れ…

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Mew

Mewの感想・評価

3.5

パットという彼女視点での男1女2人の三角関係逃走劇。
心変わりしてる彼と言い寄られてる女性の狭間で嫉妬に苦しむパットの心境は理解できるけど、別れられないのよね。
警察の包囲網ルートがラジオで放送され…

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▼カーテン越しの人影は白黒映画だとめちゃくちゃ映える。

▼ラジオで警察が、包囲するために置いてる警備の配置場所を丁寧に説明する。それを聞いてる犯人は丁寧にメモる。というちょこっとおバカなシーンも良…

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薪

薪の感想・評価

3.8
妻殺しの男が転がり込んできたシーンの縦構図の凄まじいショット、港町の霧、火事の中の格闘、などなど全編に渡り面白い。
邦題が邦題なだけに、脱獄の呆気なさにはちょっと物足りなさもあるが。

ジョン・オルトンの撮影は言うまでもなくカッコいいし、激しい殴り合いや霧の中の銃撃戦、クライマックスの激しい炎など盛り上がる要素もあるのだが、キャラクターの善性にばかりスポットを当てようとするドラマが…

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ネット

ネットの感想・評価

3.7

U-NEXTで2Kレストア版。撮影はジョン・オルトン。最初の面会シーンでのマーシャ・ハントへのキャッチライトの当て方とか半端ない。やりすぎというくらい。さすがである。
ラストの取っ組み合いも良い。炎…

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もち

もちの感想・評価

4.0
霧の中で明暗のコントラストバッチリでめちゃくちゃキマってる。
撮影監督 ジョン•アルトン
zhenli13

zhenli13の感想・評価

4.0

初アンソニー・マン。撮影が大変よかった。撮影監督はジョン・オルトン。ノワールな陰影にもさまざまバリエーションがあるうえ、暗闇に外光が差し込む剝製屋での乱闘シーンはゴシックですらある。森の中のシーンも…

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